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グレースが破産、子会社・日東工営は民事再生手続き

 

 大証第二部のグレース(高山哲夫社長)は2月12日、子会社の日東工営(高山哲夫社長)が同日付で東京地裁に民事再生手続開始の申立てを行ったと発表した。負債総額は約64億円。従業員数は118人。グレースが同社株の85%を所有している。今後は、スポンサーの協力を得て事業継続する予定という。

 日東工営は昭和36年、三井農林の関連会社として設立。プレハブ建築物のほか、マンション、公共施設なども建設していた。平成17年度の売上高は128億円。平成18年、筆頭株主がグレースに移動していた。

 グレースは同日、東京地裁に破産手続きの申し立てをし、受理されたと発表した。負債総額は約35億円。同社の子会社には藤栄建設もある。

 

(牧田 司記者 2月12日)

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