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 東京建物「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」

8割が契約済み


「THE BAR」

素晴らしい最上階の共用部分「THE 33 (ザ・サーティースリー)」

    
東京建物・矢内氏             スーパーポテト・杉本氏

 東京建物は12月17日、来年3月に竣工・引渡しを行う「Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN」のプレス向け内覧会を行った。

 物件は、ゆりかもめ有明テニスの森駅から徒歩5分、またはりんかい線国際展示場駅から徒歩8分、江東区有明一丁目で建設中の33階建て全1.085戸の規模。専有面積は約40〜610平方b。平均坪単価は260万円前後。設計・施工は三井住友建設。共用部分の内装設計はスーパーポテト。完成・入居予定は平成21年3月下旬。売主は同社のほかプロパスト、伊藤忠都市開発。

 物件説明を行った東京建物住宅事業第一部長・矢内良樹氏によると、現在まで問い合わせは 14.000件に達し、契約済みは80%の850戸とのことだった。最悪市場の約1年半で、これだけ契約できたのだから売れ行きは好調とみていい。

 杉本氏は「豊洲よりこっちがいいという人も多い。周辺には何もないエリアだが、将来性のあるポテンシャルの高いマンションであることを訴えてきたが、狙いどおりの進捗率だ。40戸のプレミアム住戸は6割の進捗率。来年2月から集中的に残りの戸数を売っていく」と語った。

 記者は、マンションのモデルルームはたくさん見るが、完成後の共用部分などはあまり見たことがない。こういった内覧会を開いてもらわない限り見られないからだ。だから他の物件との比較は難しいのだが、最上階33階の「THE 33 (ザ・サーティースリー)」と名づけられた共用スペースは素晴らしいと思った。

 共用部分の内装設計を担当したスーパーポテト・杉本貴志氏が「単なる空間、価格ではなく、ここで暮らせばこういう暮らしができるというものを提案した」と語った意味がよく分かった。

 155平方bのゲストルーム「OWNERS'SUITE」は、自然石や天然木がふんだんに用いられており、ため息がもれるほどの豪華なものだ。入居者は一泊9.000円だが、都内の高級ホテルなら20〜30万円はすると思った。

 チーク、オーク材やレンガを巧みに用いた「THE BAR」、たっぷり植栽が施された「THE TERRACE」、25メートルの「THE POOL」、露天風呂などが備わった「THE SPA」も見事だ。ライティングがまた素晴らしかった。

 同マンションの南側では東京建物のもう1棟のほぼ同じ規模のマンションも着工済みで、数年後には有明地区に大きな街ができる。


155平方メートルのゲストルーム「OWNERS'SUITE」

   
「THE POOL」                     「THE BAR」


「THE TERRACE」

東京建物など「Brillia Mare有明」モデルルームオープン(2007年4月20日)

(牧田 司 記者 12月18日)