RBA HOME> RBAタイムズHOME >2008年 >


無限の可能性を秘めた高層住宅管理業協会


挨拶する黒住理事長

 社団法人・高層住宅管理業協会(黒住昌昭理事長=大京アステージ会長)は12月12日、都内のホテルで記者懇親会を開いた。

 冒頭挨拶に立った黒住理事長は、「今年度を初年度とする向こう 3 カ年の中期事業計画をまとめた。4つの柱からなるもので、第一は専有部分も含めた総合住サービス業の確立であり、第二は新たなマンション管理システムの検討、第三はマンション管理の適正化、品質の向上だ。そして第四は管理業協会の地位の向上だ。いずれもまだ努力が足りない」などと語った。

 また、来年に控えた30周年記念事業も「何らかの形で社会貢献できるものを実施したい」と語った。同協会の名称の変更についても「私の在任中には変更したい」と意欲を示した。

 黒住理事長は、「われわれが管理しているマンション居住者は1000万人にものぼる。一般的な業界団体ではない。専有部分を含めた総合サービス業に脱皮しなければならない。単なる共用部分のハードだけの仕事をしているところは生き残れない」とも語った。

◇     ◆     ◇

 記者は、同協会副理事長・池田孝三井不動産住宅サービス社長とも話したが、池田氏は「当社はコールセンターで24時間お客さま対応を行っているが、年間7万件をワンストップで処理している」と語った。

 黒住氏の言葉も池田氏の言葉も、同協会は無限の可能性を秘めた会社の集まりであること示唆している。

(牧田 司 記者 12月15日)