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藤和不動産 三菱地所藤和コミュニティの株式を

63億円で三菱地所に譲渡

 藤和不動産は12月12日、同社の持分法適用会社である三菱地所藤和コミュニティの同社保有全株式を三菱地所に6,350百万円で譲渡すると発表した。

 三菱地所藤和コミュニティは昭和44年12月1日設立。主な事業はマンション・ビルの総合管理、リフォーム工事。従業員数は838名(平成20年3月31日現在)。発行済株式総数3,307,500株のうち藤和不動産は992,250株30.00%を保有。残り70%は三菱地所と三菱地所リアルエステートサービスが保有している。平成20年3月期の売上高は31,584百万円、経常利益は1.398百万円。

 また、同社は江東区潮見2丁目で計画していたマンションの事業計画からの撤退を決定、その土地建物売買契約の解約に伴う費用などとして4,393百万円の特別損失を計上すると発表した。三菱地所藤和コミュニティの株式を譲渡するため、平成21年3月期の通期業績予想(連結・個別)に変更はないと発表した。

 マンション管理会社の譲渡では、ダイア建設が今年4月、連結子会社のダイア管理とダイアリビングサービスの全株式を85億円でプライベートファンド運営会社に譲渡している。

(牧田 司 記者 12月12日)