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マンション不況など関係なし 

ナイス他「YOKOHAMA ALL PARKS」が元気


「YOKOHAMA ALL PARKS」全体完成予想図

 マンション不況≠ネど全然関係ないマンションを紹介する。ナイス他が1月から分譲開始する「YOKOHAMA ALL PARKS」だ。

 物件は、京浜急行本線・ JR 南武支線八丁畷駅から徒歩8分、またはJR南武線尻手駅から徒歩11分、JR線川崎駅から徒歩19分、横浜市鶴見区尻手1丁目の日野車体の工場跡地に位置する全1424戸(第1街区310戸、第2街区665戸、第3街区449戸)の規模。プロジェクト全体計画地面積は約61,000平方b。

 売主はナイス(事業比率45%)、相鉄不動産、近鉄不動産、セントラル総合開発(以上3社の事業比率は20%前後)。設計・施工は長谷工コーポレーション。

 今回分譲する第1街区の専有面積は約58〜82平方b、価格は3,300万円台〜6,300万円台(予定最多価格帯3,900万円台)、坪単価は200万円強。建物完成予定は平成22年2月下旬。

 圧倒的な敷地面積の広さを生かした11もの大小の公園のほか、建物は免震で、25メートルプール、認可保育園、キッズルームなどを設置するのが特徴だ。

 モデルルームを先月からオープンしており、現在までに1000件を突破。70戸が会員優先として分譲済み。残り240戸を本格的に分譲するのは年明けから。

 販売を担当するナイス住宅事業本部首都圏営業部課長・上野浩氏に話を聞いたが、嬉しくなるような言葉が次々と飛び出した。

 「マンション不況? このマンションは全然関係ないですね。このエリアではこの先、 2 度と出ない複合開発ですから。反響は1000件を超えています。広告はほとんどしていません。というよりストップしているぐらいです。現地の看板を見られてこられる方が中心です」

 横浜、川崎の市場を知り尽くしている同社の販売担当者ならではの言葉だ。

 全街区の竣工が4年先だからそうしたのか分からないが、建築現場の近くにある現地販売事務所の敷地がまた広い。前庭というか小公園のような広場が入り口に設けられており、エントランスから3タイプあるモデルルームまで歩くと1分ぐらいはかかる。モデルルームには70平方bの4LDKがあるのも同社の特徴だ。

 八丁畷、尻手などはマイナーな準工のエリアと考えている人も多いかもしれないが、最近は同社のほかに大小のマンション建設が進んでおり、急速に住宅化が進んでいる。

 川崎駅近では270万円ぐらいするから、価格的にも割安なのはユーザーが一番よく知っていることだろう。こんな元気≠ネマンションを見学するのは記者も嬉しい。


1街区完成予想図

(牧田 司 記者 12月9日)