東証一部のオリエンタル白石が会社更生法申請 |
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東証一部上場のオリエンタル白石が11月26日、東京地方裁判所に会社更生法の適用申請を行い、受理されたと発表した。昨夏以降のサブプライムローン問題、資源高騰などによる景気の後退および金融情勢の悪化のため、金融機関からの借入・借換が困難となり、11月末日の資金繰りの目途が立たない状況となったためとしている。負債額は605億円。 記者は、同社のことはよく知らないが、橋梁、土木工事では定評のある建設会社として知られている。マンションの施工なども最近は手がけており、記者が今年初め見学した東京建物の「Brillia 護国寺富士見坂」も同社施工だった。完成販売だったため外観、内装などもよく見ることができたが、護国寺に隣接したレベルの高いマンションだと思った。 最近の主な建設業の破綻は三平建設、真柄建設、井上工業などがあるが、いずれもマンション施工や地方の名門建設業として実績のある会社だ。残念でならない。 |
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(牧田 司 記者 11月27日) |