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 住友不動産 第2四半期決算  2ケタの減収減益

 

 住友不動産は11月6日、平成21年度3月期第2四半期決算を発表した。売上高は3,133億円(前年同期比11.7%減)、営業利益は710億円(同19.7 %減)、経常利益は558億円(同25.6%減)となり、減収減益となった。特別損益として過年度損益修正益など10億円を特別利益に計上する一方、たな卸資産評価損など168億円を特別損失に計上したため、純利益は230億円(前年同期比42.9%減)となった。

 セグメント別では、賃貸事業は売上高1518億円(同10.6%増)となり大幅増収増益となった。不動産販売事業は、671億円で、ほぼ当初予定通りの業績で推移。不動産流通業は223億円で、主力の仲介事業で取扱高・取扱単価が前年同期を下回ったため前年同期比69億円の減収となった。

 通期では、売上高6950億円(前回公表予想比3.5%減)、営業利益1480億円(同8.6%減)、経常利益1130億円(同11.0%減)、当期純利益580億円(同10.8%減)に修正した。

(牧田 司 記者 11月6日)