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 長谷工コーポレーション 業績予想を大幅下方修正

 

 長谷工コーポレーションは10月23日、平成21年3月期の第2四半期(平成20年4月1日〜同年9月30日)および通期(同年4月1日〜平成21年3月31日)の業績予想を大幅に下方修正した。

 第2四半期の売上高は2470億円(前回発表予想比増減率▼12.7%)、営業利益は90億円(同▼40.0%)、経常利益は80億円(同▼40.7%)、四半期純利益は30億円(同▼62.5 %)に修正。

 通期予想は、売上高5800億円(同▼11.3%)、営業利益310億円(同▼27.9%)、経常利益280億円(同▼30.0%)、当期純利益165億円(同▼41.1%)と修正した。

 第2四半期の業績予想を大幅に下方修正した理由として同社は、不動産市況の低迷を受け、大規模物件などの受注を目的とした不動産取扱件数が減少したため、不動産売上高及び不動産売上総利益が予想を下回ったこと、及び、不動産会社等の経営破綻に伴う損失を計上したことなどをあげている。

 通期の業績予想については、建設・不動産市場において信用収縮や資金繰りの問題が発生しているため、着工を予定していた物件の一部に事業計画の見直しがあったこと、及び、不動産を取り巻く環境については早期の回復が見込めないためとしている。

(牧田 司 記者 10月23日)