RBA HOME> RBAタイムズHOME >2008年 >


 エルクリエイトが破産申請 負債額60億円

 ジャスダック上場のエルクリエイト(岡田勇二社長)は10月2日、東京地裁へ破産手続開始の申立てを行い、受理されたと発表した。負債額は60億円。

 同社は、平成9年7月設立。神奈川、東京エリアを中心にマンション分譲事業を展開。事業を拡大してきたが、昨年の市況変化から業績が悪化。前3月期は19億円の最終赤字を計上。債務超過に陥っていた。

 事業を立て直すため第三者割当増資の検討・協議を重ねてきたが、金融機関から融資が受けられなくなり、8月には第三者割当による新株式及び新株予約権が失権となった結果、資金繰りの目処が立たずに今回の措置となった。

(牧田 司 記者 10月2日)