RBA HOME> RBAタイムズHOME >2008年 >


 フージャース「フェスタタウン」商業施設がオープン


完成間近の「フェスタタウン」

 

 フージャースコーポレーションが開発を進めているさいたま市の複合マンション「フェスタタウン」に隣接する商業施設「フェスタスクエア」が10月1日オープンした。

 キーテナント「ヤオコー」川野幸夫会長らとともにオープンセレモニーに参加した廣岡哲也社長は、「用地はNTTさんの社宅跡地だったが、マンションと商業施設で岩槻の活性化に少しでも役に立ちたい」と語った。

 「フェスタタウン」は、東武野田線岩槻駅から徒歩8分、岩槻区西町に位置する計画戸数全500戸の規模で、現在分譲中の「フェスタタウン アクアコート」(全343戸)は昨年12月から分譲しており、現在約7割が契約済み。

 近く分譲する3期(80戸)は専有面積約67〜100平方b、価格2,298万〜3,998万円(最多価格帯2,900万円台)、全体坪単価は130万円。竣工予定は今年11月上旬。施工は東海興業。昨年の11月にモデルルームをオープンして以来、約1600組の来場者を集めている。未分譲の住棟については、売却・用途変更も含め検討中。

 竣工を1カ月後に控え竣工完売は厳しい状況だが、この時期としては好調な売れ行きといってよく、複合開発の威力をまざまざと見せつけた。これからが正念場といえそうだが、商業施設の開業効果に関係者は期待を寄せている。


オープンセレモニーで挨拶する廣岡社長

(牧田 司 記者 10月1日)