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京急沿線で希少の物件 「リージェントハウス大森西」


「リージェントハウス大森西」完成予想図

 

 総合地所と阪急不動産が共同で近く分譲する「リージェントハウス大森西」のモデルルームを見学した。

 物件は、京浜急行線大森町から徒歩11分の大田区大森西4丁目に位置する9階建て全191戸の規模で、専有面積は約51〜115平方b。価格は未定だが、坪単価は264万円の予定。竣工予定は平成21年3月上旬。施工は長谷工コーポレーション、販売代理は長谷工アーベスト。

 この物件を選んだのは、長谷工コーポレーション広報に「この時期、御社の施工、あるいは長谷工アーベストの販売代理物件で人気になっているものを紹介して欲しい」と頼み、選んでもらった2物件のうちの1物件だったからだ。もう1物件は、今年前半のもっともよく売れたマンションの代表格ともいうべき「フォレシアム」だった。「フォレシアム」については、すでに見学もし記事にもしているので、「大森西」を選んだ。

 物件の最大の特徴は、京急沿線でこれほどの規模の物件は最近ほとんど供給事例がなく、希少性が高いマンションであることだ。このため、地元居住者を中心に土曜・日曜にはそれぞれ20件の来場者があるという。

 現地に近接して東邦大学のキャンパス、医療センターもあり、JR蒲田駅にも徒歩15分の徒歩圏にあり、立地環境はいい。

 同社広報が推奨する物件だけあって、モデルルームの出来栄えもなかなかいい。中でも専有面積が約113平方bの住戸は、億ション仕様でグレード感がする。大理石張りの1.5メートルは幅がありそうな玄関と、廊下、モダンな和室の提案が目を引いた。

 もう一つのモデルルームは、専有面積が約59平方bの2LDKタイプ(標準仕様は3LDK)だった。最近の単価上昇で、60平方b台の3LDKが目立つが、やはり60平方b台では3LDKの機能を確保するのは難しい。それより2LDKタイプにしたほうが、使い勝手はよくなる。モデルルームの狙いもここにあるようで、DINKSの他に、子どもが小さい3人家族にも好評と聞いた。

 マンション市況は最悪かもしれないが、物件の魅力をアピールして早期完売して欲しい。

(牧田 司 記者 8月21日)