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ミキシングが民事再生へ 負債額は186億円


 帝国データバンクの報道によると、全国で商業施設の開発などを手掛けるミキシング(佐藤美樹社長)が5月16日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 同社は、1990年(平成2年)に設立。当初は、ゴルフ会員権の売買なども手がけていたが、その後、商業施設・住宅・ホテル・医療・アミューズメントなどを組み合わせた複合施設の企画開発に力を入れていた。 2007年3月期の収入高は約60億円。

 しかし、米国・サブプライムローン問題を発端に不動産市場が悪化し、資金繰りは急激に悪化。先行き見通し難に陥ったことから今回の措置となった。

 申請時の負債は約186億円。

(牧田 司 記者 5月19日)