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ジョイント3月期決算 3期連続増収

今期は減収減益見込む

 ジョイント・コーポレーションは5月14日、平成20年3月期決算を発表した。売上高は1877億円(前期比△11.4%)となり3期連続の増収となり、営業利益275億円(同△14.6%)、経常利益230億円((同△11.7%)となり、営業利益、経常利益ともに過去最高となった。当期純利益は、たな卸資産の評価損を特別損失に71億円計上したため91億円(同▼29.5%)となった。

 主力の不動産流動化事業は、不動産ファンドなどへの物件売却が増加し、売上高1160億円(同△52.8%)、営業利益232億円(同△35.6%)と、大幅増収増益となった。

 不動産分譲事業は、分譲マンションの一部に引渡時期の遅れが発生するなど、引渡戸数が減少したため、売上高557億円(同▼27.0%)、営業利益31億円(同▼50.4%)となった。

 次期業績予想では、売上高1729億円、営業利益139億円、経常利益100億円、当期純利益58億円を見込んでいる。

 (牧田 司 記者 5月14日)