コスモスイニシア３月期決算　減収経常減益

　マンション利益率は向上

　コスモスイニシアは５月14日、平成20年３月期決算を発表した。売上高1944億円（前期比▼8.9％）、営業利益179億円（同△0.8％）、経常利益146億円（同▼7.0％）、当期純利益200億円（同△27.5％）と減収経常減益となった。当期純利益は繰延税金資産を増額計上したことなどにより大幅に増加した。

　主力のマンション事業は、利益率が前期比より3.6％アップして24.3％となった。期末完成在庫は67戸とわずか。

　次期業績予想では、売上高2350億円（同△20.8％）、営業利益162億円（同▼9.5％）、経常利益120億円（同▼17.8％）、当期純利益117億円（同▼41.5％）を見込んでいる。