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住友不販 3月期決算 売上高・当期純利益が過去最高

 住友不動産販売は5月9日、平成20年3月期決算を発表。売上高は709億円(前期比△0.8 %)を計上したが、営業利益は188億円(同▼10.1%)、経常利益は193億円(同▼9.7%)と6期振りの営業・経常減益となった。半面、当期純利益は前期のような特別損失がなく、115億円(同△4.6%増)を計上し、売上高とともに過去最高を記録した。

 仲介部門は、取扱件数 29,753件(同△1.9%)、取扱高1兆1078億円(同△5.3%)、売上高529億円(同△1.9%)と過去最高記録を更新したが、広告費の増加などにより営業利益は191億円(同▼2.1%)と減益となった。

 首都圏6店舗、愛知県1店舗の合計7店舗を新設。既存店舗についても移転・改装を実施。インターネットによる取引、営業支援ツールの開発などを行った。

 受託販売部門は、取扱件数6721件(同△11.5%)、取扱高2754億円(同△10.7%増)、売上高71億円(同△10.3%)、営業利益12億円(同△1.8%)で、売上高は過去最高記録を更新した。

 平成21年3月期の業績予想では、売上高733億円(同△3.4%)、営業利益197億円(同△4.7%)、経常利益200億円(同△3.2%)、当期純利益116億円(同△0.8%)を見込んでいる。

 当期配当金は、前期と比べ20円増配の110円(うち中間配当50円)を予定しており、次期の配当金については年間120円(うち中間配当60円)とする予定。

                                                                      (牧田 司 記者 5月9日)
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