分譲ラッシュ1500戸 健闘する熱海リゾートマンション 〜1〜 ジョイント・コーポレーションが建設中の駅前一等地の「アデニウム熱海グランドタワー」 |
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2年ぶりに熱海のリゾートマンション見学に訪ねた。現在、別表の通り、熱海・湯河原・真鶴エリアではトータルで約1500戸ものマンションが分譲されている。 観光客の減少に伴い温泉旅館の廃業が続き、人口減少と高齢化などの問題を抱える熱海の再生・活性化にリゾートマンション開発が貢献するかどうかは未知数だが、商業施設の開発、ホテルの再生・リニューアルの成功事例もあるようで、明るさは戻りつつある。 また、サブプライムローン問題に端を発した株価の暴落でもっとも痛手を蒙っているのはリゾートマンション需要層と一致する富裕層や小金持ち≠ニ思われ、売れ行きが心配だったが、需要を喚起する商品企画にも出会えた。現地販売担当者からはそのような懸念を吹き飛ばす景気のいい話も聞けた。 以下、ジョイント・コーポレーション、タカラレーベン・山田建設、ロイヤルハウジングのリゾートマンションについてそれぞれ紹介する。 2年前に書いた記事(再び増える熱海のリゾートマンション)を参照していただくと、熱海の開発状況や疲弊する経済が分かっていただけるはずだ。 熱海・湯河原・真鶴エリアのマンション開発 事業主 物件名 戸数
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(牧田 司 記者 5月9日) |