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 三井不動産 銀座で6番目の商業施設

「ギンザ・グラッセ」 4月23日オープン

 
「ギンザ・グラッセ」

 三井不動産は4月23日、中央区銀座三丁目の商業施設「ギンザ・グラッセ」をオープンする。オープンに先立って21日、記者内覧会を行った。

 同施設は、同社が銀座エリアで展開する6番目の商業施設。「ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE )」の「グラッセ」は、施設に多用したガラス(GLASS)から発想した造語。西銀座通り(外堀通り)沿いの数寄屋橋交差点近くに立地。敷地面積約634平方b、地下2階建て地上11階建て延べ床面積約 7540平方b、店舗面積約5160平方b。

 「ファッションアパレル」、「飲食」、「サービス」の14 店舗で構成されており、イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド「DIESEL(ディーゼル)」が出店、日本国内での最大の旗艦店舗となる予定。また、「飲食」、「サービス」は、銀座に買い物に来られた女性や母娘などのお客様を主なターゲットに置いている。年間売り上げ目標は36億円。

 同社は、銀座エリアで現在、「銀座並木通りビル」(平成14年8月開業)をはじめ、「交詢ビルDINING & STORES」(平成16年10月開業)、「ZOE(ゾーエ)銀座」(平成17年3月開業)」、「銀座 Velvia (ベルビア)館」(平成19年4月開業)、「ニッタビル」(平成19年9月開業)の5施設を運営している。このほか、「(仮称)ティージー銀座7丁目ビル」、「ギンザコマツビル・別館ビル・小松アネックスビル建替え」等の開発も推進している。


正面のガラス張りの建物が「ギンザ・グラッセ」

◇   ◆   ◇

お勧めは日本酒の古酒が飲める「入母屋」

 いつものことながら、記者にとって商業施設は全くの音痴。「DIESEL」なんてどのように読むのかも知らないし、「資生堂 サロン&スパ 銀座」やスイーツの「Berry cafe」なんて見学するのもためらわれた。

 唯一、知っていたのは飲食店の「入母屋」だった。「リストランテ・ヒロ」も人気店であるのは知っているが、利用したことはない。「入母屋」は「サッポロライオン」が経営している日本酒の古酒が飲める店だ。甘ったるい日本酒に辟易している人にはお勧めだ。10年もの、20年ものとなると紹興酒のような味とコクがある。ウィスキーやワイン、焼酎のような古酒と異なり、年代ものでも価格がそれほど高くないのもありがたい。

 このほか、「リストランテ・ヒロ」のタケノコ入りペペロンチーノが抜群においしかったし、飛騨牛が食べられ、地酒が飲める名古屋が本店の「蔵人厨ねのひ」もお勧めだ。

 1階から3階を占める「DIESEL」は、奇抜な(と思った)ディスプレイと商品にはあっけに取られた。何でもグローバル化が進んでいるのだから、これがいいという人も多いのだろう。ファッションに国境はない≠ニいうことか。

  
「入母屋」で飲める日本酒古酒                   「リストランテ・ヒロ」

 

(牧田 司記者 4月22日)

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