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 高台立地の野村不動産「プラウド横濱ヒルトップ」 

設計は日建、インテリアはフォワードスタイル


「プラウド横濱ヒルトップ」完成予想図

 

 野村不動産と菱重エステートが近く分譲を開始する「プラウド横濱ヒルトップ」を見学した。

 JR・東横線・京浜急行線・みなとM線横浜駅から徒歩9分、横浜市神奈川区高島台に位置する地下1階地上5階建て全118戸の規模。専有面積は約65〜95平方b。価格は未定だが、坪単価は310万円台になる模様だ。設計・監理は日建ハウジングシステム。施工は銭高組。竣工予定は平成21年1月中旬。

物件名にヒルトップ≠ニあるように、閑静な住宅街の丘の上に建つマンションだ。現地は、4方道路に囲まれており、台町公園、上台町公園に隣接、沢渡公園にも近接する好立地にある。

 プランは、ワイドスパンの扁平ラーメン工法、3戸1エレベータを採用。水回りのカウンタートップは天然石を採用するなど全体的な設備仕様レベルも高い。インテリアデザインは、「二子玉川」「恵比寿の丘」「千代田富士見」「松涛」など、これまで同社の人気物件を担当した「フォワードスタイル」。

 さて、問題は売れ行きだ。単価は安いと見た。横浜駅圏は、MM21地区を中心に中古マンションの価格が上昇しており、条件のいい物件は坪単価300万円をはるかに突破している。今回の物件は、駅西口に位置しており、10年に1物件が出るかでないかのエリアで、坪350万円の値が付いても不思議でない立地条件だ。

 ただ、戸数が多いのと、専有面積は70平方b台の後半から90平方b台が中心であるためグロス価格が8000万円台中心になることが気がかりといえば気がかりだ。

 今後の高額物件の動向を計る意味でも注目の物件だ。プラウドのブランドに設計が日建、インテリアがフォワードスタイルと売れる条件≠ヘ揃った。


リビングルーム(モデルルーム)

 

(牧田 司記者 4月7日)

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