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 出産で100万円の祝い金支給 アキュラホーム

「しあわせ一時金」制度で社員の出産、育児を応援

 アキュラホーム(宮沢俊哉社長)は4月3日、社員の出産、育児を支援する「しあわせ一時金制度」を新年度より開始したと発表した。

 同社は、これまで社員及び社員配偶者の出産時に2万円の出産祝い金を支給してきたが、今回、この制度を大幅に見直し、1人目の出産時には30万円、2人目は50万円、3人目以降は1人につき100万円の出産祝い金を支給する。

 社員の出産、育児を経済面で応援するのが目的。同社は「制度には、お客様の住まいづくりで“しあわせ”な暮らしのお手伝いをするアキュラホームの社員もしあわせであってほしいと、自らも4人の子宝に恵まれたアキュラホーム社長宮沢の思いも込められている」としている。

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 少子高齢社会が進展する中、出産祝い金を支給する地方自治体や企業は増えているが、国の機関では出産祝い金に関する調査は行っていない。厚生労働省は企業の慶弔見舞金に関する調査は行っているが、出産祝い金という項目では調査していない。企業が競って出産祝い金を支給するようにするためにも国の機関も調査してはどうだろうか。

 ハウスメーカーでは、大和ハウス工業が05年度から1人につき100万円の祝い金を支給する制度をスタートさせたことで知られるが、他の住宅・不動産会社では公表しているところはほとんどないようだ。

 

(牧田 司記者 4月3日)

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