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多摩センター駅圏bPマンション 

日本綜合地所「ヴェレーナ」


「ヴェレーナ多摩センター」完成予想図

 

 京王線多摩センター駅圏で100平方bマンションが2物件供給された。日本綜合地所「ヴェレーナ多摩センター」と大京「 ライオンズ多摩センター 翠彩の杜」だ。後者は改めて紹介するとして、前者について紹介しよう。

 「ヴェレーナ多摩センター」は、京王相模原線京王多摩センター駅(小田急多摩線小田急多摩センター駅)から徒歩14分の八王子市松が谷に位置する5階建て全37戸の規模。専有面積は約100〜120平方b。価格は未定だが、坪単価は160万円台になる模様だ。設計・施工は長谷工コーポレーション・馬淵建設。入居予定は平成20年11月下旬。

 現地は、多摩センター駅周辺ではもっとも高い位置にあり、2つの大きな公園に囲まれている。小・中学校にも近く、子育て環境に恵まれた立地だ。

 記者は、予定単価を聞き、モデルルームを見学して、早期完売は間違いないと見た。全戸100平方b以上になっているのは、東京都から用地を取得し、都の指導でせざるを得なくなったのも一因だが、その分、単価は低めに設定されている。新価格≠ネら坪180万円でも驚かない。グロスで5000万円前後なら、需要を吸収できるだろう。

 住戸プランもいい。同社の専売特許でもある奥行き4メートルのオープンエアリビングバルコニーがほとんど全住戸に付いており、玄関・廊下幅は全て140ミリ。設備仕様も同駅圏の物件と比較して水準以上だ。

 住環境や住戸プランなど物件を総合的に評価すると、同駅圏では5年ぐらい前に伊藤忠都市開発が分譲した「イトーピア多摩センターパルテノンヒルズ」と双璧だ。専有面積の広いマンションを見慣れている多摩ニュータウン入居者でも、オープンエアリビングバルコニーや140ミリの廊下幅にはビックリするはずだ。

 

(牧田 司記者 12月17日)

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