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三井不動産 「ララガーデン春日部」 8日オープン


「ララガーデン春日部」全景

 

埼玉県初、同社ライフスタイルパークシリーズ4店舗目

 三井不動産は11月8日、埼玉県春日部市の商業施設「ララガーデン春日部」をオープンする。同社商業施設事業の「ライフスタイルパーク」シリーズ4施設目で、埼玉県初進出となる。オープンに先立って6日、報道陣と招待客に公開された。

 当施設は、東武伊勢崎線・東武野田線春日部駅から徒歩4分に位置する敷地面積約23,000平方b、鉄骨造地上6階建て、延床面積約63,000平方b。店舗数88店で構成。デザイン監修には、MTMインターナショナル及びフェルナンド・バスケス氏を起用。親しみやすく洗練された色使いとし、3層吹き抜けの開放的なオープンモールを設けている。

 「ライフスタイルパーク」シリーズとしては、「トレアージュ白旗」(神奈川県藤沢市、2003年4月開業)、「LALA ガーデンつくば」 (茨城県つくば市、2004年3月開業、2005年10月増床 )、「LaLaテラス南千住」 (東京都荒川区、2004年4月開業)に次いで4店舗目で、埼玉県川口市でも開発を進めている。

 ◇      ◆     ◇

 杉戸、春日部、武里にそれぞれ住む主婦3人組は「同じようなショッピングモールは美園などを利用している」「三越さんが入ったので、興味がある。この日を待ちわびていた」などと語っていた。別の春日部市に住む子ども連れの30歳代の主婦は「ステラタウン、美園などを利用していますが、1週間に1度ぐらいはここも利用したい。雑貨がかわいい」と話していた。

 記者は、同社のこのようなショッピングモールの取材には慣れてきた。まだよく分からない部分も多いが、地域の活性化に役立ち、賑わいを創出するのは結構なことだ。この「春日部」の施設は駅近なので、駅力の向上にも貢献するはずだ。販売で苦戦する沿線のマンション販売にもいい影響を与えそうで、嬉しい。同施設のオープンを1番喜んでいるのは、沿線でマンションを分譲しているデベロッパーかもしれない。

  
      3層吹き抜けのモール                   招待客で賑わう店舗内

 

(牧田 司記者 11月6日)

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