三井不動産の商業施設 「霞ダイニング」25日オープン 「東京倶楽部ビルディング」 |
|
三井不動産は10月25日、先月竣工した「東京倶楽部ビルディング」の低層部に併設した商業施設「霞ダイニング」をオープンする。それに先立って23日、施設説明会&内覧会を行った。 「霞ダイニング」は、同ビルの1〜3階までの低層部に設けられた「大人のためのプレミアムダイニング」をコンセプトに都心のオフィスワーカーを主なターゲットとする商業施設。日本初進出の2点を含め10店で構成される。 霞が関1〜3丁目には昼間人口が約6万3000人もいながら、夜間人口はわずか45人しかいない特殊なエリアだ。同社の調査では、仕事が終わってから職場の同僚や友人と食事をする場合は新橋・汐留、銀座・有楽町、赤坂などを選ぶ人が多数派で、霞が関エリアは28 . 7%に過ぎないという。 同社は、こうした実態を踏まえ、霞が関エリアの活性化を図る目的から施設を設置したという。現在リニューアル中の霞が関ビルの商業施設、25日に商業施設もオープンする「霞が関コモンゲート」などと一体となった賑わいを創出する。 施設について説明する同社商業施設本部アーバン部事業推進グループ長・小島浩史氏 日本初「RUTH'S CHRIS STEAK HOUSE」は世界で111店舗目 今回オープンする商業施設は全て見て回った。日本初の「RUTH'S CHRIS STEAK HOUSE」は世界で111店舗だそうで、世界を駆け巡ってそれぞれの店舗を利用するファンもいるという。もう一つの日本初「Delirium Cafe Tokyo 」はベルギービールが飲める。 このほか、琉球皿や蛍光灯を再利用したガラスコップが使用されているオーガニックのイタリア料理「 RUBY CAFE Organic」、ダイニング・バールの「カスミガセキ」など、リーズナブルな値段の店がほとんどだった。 記者は、これまで霞が関で食事などほとんどしたことがない。値段は安いがまずい国会図書館の食堂には閉口したし、官庁の食堂も農水省ぐらいしか利用しようとは思わなかった。霞が関ビルもたいした店はない。今回の商業施設オープンで、少しは人の流れも変りそうだ。
「RUTH'S CHRIS STEAK HOUSE」(左)と「Delirium Cafe Tokyo」 「RUBY CAFE Organic」
|
|
(牧田 司記者 10月23日) |
|
▲ページトップへ戻る |