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東京建物「 Brillia 成増」東武東上線で一人勝ち

東京建物の「Brillia 成増」完成予想図

 

駅近の高台立地 既存の樹木豊富でプランも良好

 東武東上線で一人勝ち≠ニいわれる東京建物の「Brillia 成増」を見学した。

 東京メトロ有楽町線「地下鉄成増」駅から徒歩4分、または東武東上線「成増」駅から徒歩6分、板橋区成増 1 丁目の高台で建設中の13階建て全280戸の規模。専有面積は約61〜97平方b。現在登録中のアーバンテラスの最多価格帯は4700万円台。平均坪単価は227万円。施工は五洋建設。竣工予定は平成20年7月中旬。

 敷地の従前は駐車場とかで、建物は「シーズンテラス棟」(222戸)と「アーバンテラス棟」(58戸)の2棟構成。今年3月から分譲開始されており、先行した「シーズンテラス」は90%以上が分譲済みで、全体でも250〜260戸が申し込み済みだ。

 まず、現地を見てこれは売れる≠ニ直感した。駅から近い高台で、建物の前には空き地とかマンションが建ち並んではいるが、いわゆる嫌悪施設はなく、住環境はまずまずだった。川越街道に面してはいるが、既存の樹木が緩衝帯になっている。建ぺい率 47.64% 、容積率 241.34% の地域であるため、空地率も高く、既存の樹木も残っていたり植栽される部分もあり、ランドプランが優れていると判断した。

 住戸プランもいい。「シーズンテラス棟」は東西軸か約180メートルもある細長い棟で全戸南向きの二重床・二重天井で、ワイドスパンが中心。「シーズンテラス棟」は順梁だが、「アーバンテラス棟」は逆梁ハイサッシを採用。1階部分には防犯合わせガラスを採用している。東武東上線の物件としては、仕様レベルも高い。

 現地販売事務所の販売担当者は、「この沿線では、負ける物件がないと思います。お客様の中には『加賀レジデンス』と比較される方はいらっしゃいます」と語った。

 「加賀レジデンス」は、当欄でも紹介したように記者も素晴らしいマンションだと思っている。どちらがいいか述べる立場にはないが、高いレベルで競うのはいいことだ。当欄で何度も書いたが、価格に見合う価値のあるマンションは売れるということだ。

 

(牧田 司記者 10月22日)

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