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プロパスト お洒落感覚の「おおたかの森」が人気

「プラティーク ヴェール」完成予想図

 

打てば響くエリア≠rOHO企画もズバリ的中

 価格に見合う価値のあるマンションは売れる%T型的な事例を紹介する。プロパストがTX流山おおたかの森で分譲している「プラティーク ヴェール」だ。

 つくばエクスプレス・東武野田線流山おおたかの森駅から徒歩 2 分、流山市東初石6丁目の一角で建設中の14階建て全128戸(住宅96戸、 SOHO32戸)の規模。レジデンスタイプは85平方b台中心で、SOHOタイプは50平方b台中心。坪単価は約184万円。完成予定は平成20年11月下旬。

 今年6月下旬から分譲開始され、残りは17戸しかない。今週末から最終期として分譲されるが、早期完売は間違いない。来場者は1000件近くに上っている。

 駅近で、沿線の他のマンションにはないお洒落感覚の、しかもグレードの高い仕様にしたのが人気を呼んだ第一の要因だろう。物件を担当した同社第3事業部課長・山田雅文氏も、「最初は、お客様も高い≠ニいう印象を持たれたようだ。前年に分譲されたオリックス不動産さんが165万円でしたから。それでも、打てば響くエリア=Bちょっとお洒落で、新しいライフスタイルを提案すれば売れるエリアだと考えていた」と語っている。

 お洒落感覚のマンションは同社にとってもっとも得意とするタイプだ。デザインだけでなく、居住性能も高い。レジデンスタイプは7〜8メートル台のワイドスパンとし、主寝室を7〜8畳台確保している。

 SOHOの提案もしかりだ。果たしてこのエリアで受け入れられるかの不安もあったそうだが、山田氏は「いろいろ分析すると、この沿線には50平方b台の賃貸の需要はあるのに分譲は全然ない。勝算はあると考えていた」

 その狙いがズバリ的中した格好だ。残り17戸のうちSOHOタイプは2戸しかない。分譲当初の反響ではSOHOタイプはいま一つだったが、需要を喚起する意味で途中、SOHOタイプを前面に打ち出した広告展開も奏功したという。

 イメージ・キャラクターにケリー・チャンさんを起用したのもヒットしたのだろうか(記者は全く知らないが)。

 購入者の約半数は流山市中心の地元居住者だが、都内が約2割、つくば市が1割だったように、他のエリアからでも集客できる力が備わったマンションというべきだろう。

   

キッチン(左)と2ボウルの洗面所

 

(牧田 司記者 10月16日)

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