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三菱地所の定借「パークハウス プレシアタワー」

分譲単価は坪160万円台

「パークハウス プレシアタワー」完成予想図

 

 三菱地所が近く分譲するアフタヌーンティーとのコラボレーションによる期間51年の定期借地権付きマンション 「パークハウス プレシアタワー」を見学した。

 JR総武線船橋駅から徒歩10分、船橋市湊町2丁目の一角で建設中の38階建て全315戸の規模。専有面積は約56〜118平方b。最多価格帯は2LDKで3200万円台と3LDKで4400万円台。分譲開始予定は10月下旬。

 同社の定期借地権付きとしては「明石町パークハウス」「銀座タワー」「パークハウスプレシア」「広尾ガーデンフォレスト」に次ぎ5件目となる。

 現地は、同社が5年前に分譲した定期借地権付き「パークハウス プレシア」(325戸)に隣接。船橋市役所にも近接した好立地。建物は免震構法を採用、丸みを持たせた三角形の外観形状にし、床スラブ厚は240ミリ以上とする一方で、天井高を2750ミリ確保(一部除く)しているのが特徴だ。

 モデルルームは、若いファミリーや単身者、DINKSの入居を想定した3タイプで、いかにもアフタヌーンの提案らしい内装が施されている。ストッパー機能付きの引き戸も多用している。

 モデルルームはオープンしたばかりだが、来場者は約300件にのぼっている。分譲単価は坪160万円台になりそうで、定期借地権付きを考慮してもかなり割安感がある。新価格がなかなか浸透していない千葉エリアで定借の効果を発揮しそうだ。

 

(牧田 司記者 10月2日)

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