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コスモスイニシア コンパクトタイプの「横濱関内」が人気

「イニシアイオ横濱関内」完成予想図

 

立地・価格・間取りなどコンパクトの売れる条件満たす

 コスモスイニシアのコンパクトタイプのマンションブランドイニシアイオ¢謌齟e「イニシアイオ横濱関内」が分譲開始から3カ月で完売間近と迫った。JR京浜東北根岸線関内駅から徒歩4分、横浜市中区吉田町に位置する14階建て全50戸の規模。専有面積は約46〜58平方b。最多価格帯は2900万円台と3600万円台。地上権分譲で、坪単価は209万円。建物完成は9月末。7月から分譲開始されたが、現在、残りは3戸のみ。

 人気の要因は、コンパクトマンションが人気となるあらゆる条件を満たしていることだ。まず、立地条件。関内駅から徒歩4分のほかに、桜木町駅からでも徒歩7分の好立地だ。商業地域で大通りに面してはいるが、購入者は承知の上だろう。

 そして、価格と間取りだ。地上権分譲であるため、価格が低く設定できたことが挙げられる。所有権だと、最近の地価上昇を加味すると坪250万円しても不思議でないエリアだ。間取りもコンパクトではあるが広めで、キッチン、浴室、洗面所などのスペースがしっかり確保されている。内廊下方式を採用して、全戸角住戸タイプとしているのも人気の要因の一つだろう。

 さらに、 女性の視点で快適な住まいを提案する「LADY ' S EYE」をコンセプトにしているように、細部にわたってきめ細かな工夫が凝らされている。モデルルームは、単身女性の入居を想定したもので、シューズクロークにはハイヒールやブーツ、洗面所には化粧品、洗濯機置き場にはハンガー、キッチンにはキッチン小物などが置かれている。選択したものをすぐハンガーにかけられるようにした工夫などは、いかにも女性の視点らしいものだ。

 商品企画に当たって同社は、一般女性や女性スタッフからの細かい声を集め、商品企画、設計、インテリアコーディネートに至るまで、女性スタッフ主導のプランニングを実施、「女性のための快適住まいづくり研究会」(小島ひろ美代表)の意見も取り入れたという。

 同社は、「自己実現のための住まい〜機能性とデザイン性を追求した、都市でのアグレッシブな生活を実現する住まい〜」をコンセプトとしたコンパクトタイプのマンション「イニシアイオ」シリーズを展開し、このほか「イニシアイオ目黒学芸大学」(目黒区、56戸)「イニシアイオ大名」(福岡市中央区、27戸)も分譲している。

  

「イニシアイオ横濱関内」のモデルルーム

 

(牧田 司記者 9月27日)

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