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いいマンションは北側の表情がいい−モリモト「武蔵中原」

「クレッセント武蔵中原W」完成予想図

 

 モリモトが近く分譲開始する「クレッセント武蔵中原W」を見学した。同社のマンションを見学したのは今年に入ってこの物件が6物件目だ。同社のマンションは、きっといいマンションだろう≠ニいう期待に応えてくれるからだ。このマンションもそうだった。

 現地は、 JR 南武線武蔵中原駅から徒歩10分、または同線武蔵新城駅から徒歩10分の川崎市中原区上小田中 2 丁目の一角にあり、建物は6階建て68戸規模だ。専有面積は約51〜91平方b。価格は未定だが、同社のことだから坪単価は230〜240万円ぐらいになりそうだ。

 同社のマンションの大きな特徴の一つはデザインにあるが、このマンションもデザインが優れている。外観は白のタイルを基調に、ダークグレーの縦横ラインがシャープなデザインを引き立てている。

 記者は、ある建築家から「マンションは北側の表情が大切」と聞いたことがあるが、このマンションも南側もそうだが、北側斜線制限を巧みに利用した北側の表情がいい。デザイン監修は池田靖史氏。

 住戸プランは、東西軸が長い敷地形状を利用したワイドスパンの南向きが中心だが、内廊下方式を取り小家族向けの北向き住戸も10戸設けているのが特徴だ。南向き80〜90平方b台の住戸のスパンは10メートル以上で、最上階住戸は19メートルもある。北向き住戸は専有面積が50〜60平方b台だ。

 基本性能・設備仕様は、南武線の沿線物件では飛びぬけているといってもいい。逆梁ハイサッシ、二重床・二重天井などを採用、ライティングデザインには面出薫氏を起用している。

 現地販売事務所の濱松美奈子さんも「デザイン、設備仕様などは、見学していただいた方から素晴らしい≠ニいって頂いています」と、自信たっぷりだった。

 レベルの高さを訴え切れれば、早期完売できると見た。南武線沿線以外からどれだけ集客できるかもカギとなりそうだ。 

 

(牧田 司記者 9月22日)

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