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バス便のハンディ跳ね返せ ジョイント「アデニウム日吉」 「アデニウム日吉」完成予想図
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南傾斜で屋上庭園、外構は石勝エクステリア 坪単価は179万円 ジョイント・コーポレーションが近く分譲を開始する「アデニウム日吉」を見学した。 東急東横線日吉駅からバス10分徒歩7分、川崎市高津区蟹ケ谷の南傾斜の一角に位置する地上3階地下8階建て全100戸の規模。1期(10戸)の専有面積は約71〜85平方b、価格は 3,298 万円〜 4,598 万円(最多価格帯3700万円台、4500万円台)、坪単価179万円。 概要で分かる通り、バス便でしかもバス停から7分というハンディを負っている。しかし、その分、価格が安く、南傾斜という利点もある。ハンディを跳ね返し、利点を訴えきれるかどうかが注目される。 建物デザイン監修はインターデザイン(岡田達人氏)。イタリア・トスカーナの中世のヴィラをモチーフにしたもので、外観に茶褐色の瓦や塗装、イタリアの伝統的な白や黒のタイルなどを多用。ランドプランは業界大手の石勝エクステリアが担当、屋上に庭園を配している。 住戸プランは、北側の居室が直接外廊下と接しないよう吹き抜けを設置。床のふところ部分にはグラスウールを敷き詰めた二重床・二重天井とし、サッシは防音・ペアガラスを、システムキッチンは、扉トップが鏡面仕上げの関西で実績が豊富な柳田産業製を、収納はシステム収納「マノーネ」をそれぞれ採用。水準以上の仕様レベルと見た。 日吉駅や元住吉駅へのバス便のアクセスを考慮して、電動レンタサイクルやカーシェアリングも採用する。 記者は7〜8年前、この現地を訪れたことがある。ヒューマンランドの「ヒューマンスクエア日吉ウルビノ」を見学したときだ。駅から遠く、バス停からもかなり歩いたのを記憶している。コンセプトも確かイタリアのどこかの街だった。 今回のジョイントの物件もハンディを負ってはいるが、日吉駅圏でバス便というのは当たり前でもある。それほど徒歩圏物件の供給が少ないエリアだ。徒歩圏物件と比べ坪当たり100万円は安いはずだ。
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(牧田 司記者 9月21日) |
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