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坪単価206万円でも大健闘 

康和地所の外断熱「篠崎」

「リリーベル篠崎サーモス」完成予想図

 

 康和地所の外断熱マンション「リリーベル篠崎サーモス」のモデルルームを見学した。

 都営新宿線篠崎駅から徒歩16分の 江戸川区新堀2丁目で建設中の5階建て全25戸の規模。専有面積は約55〜100平方b。坪単価は206万円。入居予定は今年9月末の予定。今年2月から分譲が始まっており、残りは5戸。

 最寄駅からはやや距離があるが、 バスで小岩駅、葛西駅の利用が可能な閑静な住宅地に位置し、敷地西側に高田公園があり、徒歩10分圏には教育施設、生活利便施設が揃っている。

 基本性能・住戸プランは二重床・二重天井、2面バルコニー、ワイドスパン、全住戸にトランクルーム・専用ポーチ、バルコニーにはプランターバー・グリーンシェード、室内には換気用の欄間を設置している。

 同社の外断熱マンションのよさはいまさら説明するまでもないが、これまで見学したマンションと異なるのは、居室ドアの上に欄間が設置されていることと、フローリングトップに天然木が採用されていることだった。

 欄間は戸建てでは付いているのが当たり前ではあるが、マンションで欄間付きはほとんど見たことがない。住戸内の換気性を高める効果があるのは言うまでもない。

 半年で全25戸のうち残り5戸というのは、駅からの距離、単価の高さを考えると大健闘だろう。外断熱とプランのよさが評価された結果だ。これが一般的なマンションだったら惨敗もありうる。

 現地販売事務所の販売責任者の高田麻美さんは、同社が設立された1999年の翌年2000年4月入社で、いわば第一期生。「外断熱マンションは沖縄を含めこれまで20件ぐらい供給しています。以前と比べ、かなりその良さが理解されるようになってきました。お客様のアフターフォローにも自信があります」と語った。どこにも負けない良質マンションを供給しているという自負が顔に書いてあった。

 

(牧田 司記者 8月28日)

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