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売れる条件満たしたリストのコンパクト「鵜の木」

「リステージ鵜の木ヴィルフレール」完成予想図

 

ワイドスパン・吹き抜け・ロフト・収納など工夫凝らす

 リストの初のコンパクトマンション「リステージ鵜の木ヴィルフレール」が好調な売れ行きを見せている。

 東急多摩川線鵜の木駅から徒歩4分、大田区鵜の木三丁目に位置する6階建て全77戸の規模で、専有面積は約23〜54平方b。平均坪単価は320万円。今春から分譲が始まっており、残っているのは比較的価格が低いワンルームタイプぐらいだ。

 単身女性向けのコンパクトマンションが売れる条件としていくつかあげられるが、このマンションはほとんどその条件を満たしているようだ。

 まず立地条件。人気沿線の駅近というのがもっともふさわしいが、このマンションもほぼこの条件を満たしている。鵜の木そのものは住宅地なので生活利便施設は十分とはいえないが、田園調布、武蔵小杉、自由が丘、二子玉川、渋谷などへのアクセスはいい。

 価格はどうか。記者は、理想的な単身女性向けマンションは価格が3000万円までで、広さは40平方b以上とみている。坪単価でいえば250万円だ。しかし、このところの地価上昇で、この条件を満たすエリアは都心部や準都心では皆無だ。

 となると、エリアをひろげるか価格(専有面積)を圧縮する以外に方法はないが、このマンションは後者を選択している。しかし、ただ専有面積を圧縮しているだけではない。実に巧みだ。

 建物は東西軸が長い敷地形状を利用し東南棟と西北棟の2棟構成とし、内廊下方式を採用。東南棟には2カ所に窓先空間(吹抜け)を設置して、通風・採光に配慮している。

 専有面積が広い40平方b以上のタイプは、7メートル以上のスパンを確保し、6畳大の個室とLDもファミリーマンションに近い広さを取っている。浴室、キッチンに窓・採光部を設ける一方で、ロフト付きやメゾネットタイプも設けている。

 30平方b未満のステューディオタイプでは工夫の余地はないが、それでも北向きのタイプは十分スパンをとり、浴室や洗面に窓を設けたり屋根裏収納を設置したりするなどの工夫を凝らしている。

 もう一つ、デザインや設備仕様にも細かな配慮がなされている。デザインは白が基調のシンプルなもので、オール電化を採用。吊戸棚の下に人感センサー棚下灯を設置している。

 パンフレットには北側の外観デザインは掲載されていないが、現地販売事務所に設置されている建物の模型では、その美しさも確認できる。

 どのようなコンパクトマンションを作れば売れるかを、このマンションは示している。

東南棟に設けられた窓先空間(吹き抜け)完成予想図

 

(牧田 司記者 8月23日)

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