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環境共生がテーマ ポラス「パレットコートみずきの街」

「パレットコートみずきの街・リンデンバウムの杜」

 

公園の借景を取り込んだプラン秀逸 人気必至

 ポラスグループの中央グリーン開発が、環境共生をテーマにした意欲的な建売住宅「パレットコートみずきの街・リンデンバウムの杜」を近く分譲開始する。

 東武野田線梅郷駅から徒歩17分のUR都市機構が開発した千葉県野田市みずき2丁目の住宅地の一角に位置する全55戸の規模。土地面積は約180〜215平方メートル、建物面積は約120〜122平方b。価格は未定だが3000万円台の前半から4000万円台の前半になるという。

 敷地北側にみずき公園、東側にやまさきの道に隣接する好立地を生かし、本場ドイツに見習った環境共生をテーマにした建売住宅だ。敷地のほぼ中央に、花言葉が夫婦愛≠ニいう「リンデンバウム」の高木をシンボルツリーとして植樹。

 このリンデンバウムから4カ所に設けられた道広場、さらには隣接する公園へと抜ける「VIST(視線の抜け道)」を設置。開放的な街づくりが施されている。

 フットパス、透水性舗装、地中コンポスト、オーブンガーデン、街路灯なども提案。ウッドデッキバルコニー、ハーフティンバー、勾配屋根を採用するなどドイツの伝統的な街並みを採り入れているのも特徴のひとつだ。

 住戸プランでは、公園の借景を取り込んだウェルカムサロン、DEN付き、2階ビューバス付き、インナーテラス付きなどを提案。階段ステップは17段、柱と巾木の角を丸める配慮も行っている。

 近く分譲するのは1期18棟。全体の完成予定は来春。

 同社のパレットコート<Vリーズとしては、同じ沿線の「七光台」が知られているが、この「梅郷」は勝るとも劣らない街だ。

 モデルハウスとなっている公園に隣接した2棟は、借景を取り込んだプランが抜群だ。仕様レベルも高い。物件コンセプトがしっかりしており、圧倒的な人気になるのは間違いないと見た。

 

(牧田 司記者 8月17日)

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