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タカラレーベン ワイドスパンの「ティアラの丘」

「ティアラの丘プロジェクト」完成予想図

 

ノンレールサッシ採用 ウッドデッキも標準装備

 タカラレーベンが近く分譲する「ティアラの丘プロジェクト」を見学した。

 京王高尾線めじろ台駅から徒歩15分、八王子市椚田町で建設中の12階建て全224戸の規模で、専有面積は約69〜86平方b。価格は未定だが、坪単価130万円ぐらいになりそうだ。

 見学の理由は単純。マンション名のティアラの丘≠ノつられたからだ。記者はこのティアラ≠ノ強烈な思い出がある。もう10年ぐらい前だろうか。有楽土地と平和不動産が松戸市みのり台で「ティアラシティ」を分譲した。イメージキャラクターがオードリー・ヘップバーンで、ティアラ≠ニは、オードリー・ヘップバーンが「ローマの休日」で演じたアン王女が身につけていたティアラだった。

 新聞広告からパンフレット、チラシにいたるまであらゆる印刷物にオードリー・ヘップバーンが起用され、マンションのモデルルームも南欧をイメージした温かみのあるカラーリングで統一されていた。売れ行きもよかった。

 版権も故人ということから格安だったということを当時、有楽土地から聞いた。そのとき頂いたヘップバーンのテレホンカードは今でも大事に持っている。いわゆるタレントマンションの走りでもあった。

 タカラレーベンのマンションは、オードリーが起用されているわけではなかったが、敷地の東西軸が150メートルもあり南面にむかって緩やかなアール状になっているのを生かして建物もアール状にし、ガラス素材のバルコニーと縦の付け柱でティアラをイメージしたものになっている。

 敷地南側は低層住宅街で、北側は7層ぐらいの高台になっており、広い運動公園が広がっている。環境に恵まれた立地だ。

 プランは全戸8メートル以上のワイドスパンで、二重床・二重天井、ノンレールサッシを採用。バルコニーにはウッドデッキを標準装備し、リビングなどとの一体利用を可能にしている。居住性の高いマンションだ。

 めじろ台駅圏は、京王不動産が開発した一戸建て団地が広がっており良好な住宅地を形成している。団塊ジュニアの世帯分離も進んでおり、そうした層の需要も見込めると見た。

 価格はいわゆる相場で、今のところ割安感はないが、建物が完成する来年末当たりには超割安≠ノなっているはずだ。

(牧田 司記者 7月23日)

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