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三井不販 団塊世代を対象に「相創の場」を創設

 

新たなビジネス創出の場を展開

 三井不動産販売(佐藤実社長)は、不動産情報ルート拡大戦略の一環として団塊の世代を対象とした新たなビジネス拠点、「相創の場」を開設する。

 「相創の場」は、「これまでの日本経済を組織人として引っ張ってきた団塊の世代が、長年にわたり培ってきた豊富なキャリアとネットワークを退職後も余すところなく活用し、相互に協力を行い、新たなビジネス・社会活動を創出する場」で、オープンオフィス形式として、まず日比谷三井ビルディング内に開設。

 対象者は民間企業・官公庁・各種団体などの管理職を経て、退職された経験・人脈豊かな個人または近々退職の予定のある個人としている。

 初年度は100〜150名程度を予定している。また、個人メンバーの経験・人脈を活用しビジネスを創出したい法人メンバーも 30 社程度募り、個人メンバーとパートナーシップを結んで活動を進めていく仕組みを作るという。

 施設内では各種講座・セミナーを開催したり、メンバーサイトの SNS 機能を活用するなどして、会員間のコミュニケーション向上を図っていく。「相創の場」メンバーサイトならびに SNS 構築及び運営は、同社と日本電気が共同で行う。

 同社は先月、富裕層・個人投資家向けの 「海外資産コンシェルジュデスク」を開設した。富裕層や団塊世代の取り込み≠ノついてはどこも懸命だが、不動産業界では同社が一歩リードした形だ。施設利用料も安く、申し込みが殺到するかもしれない。

 同社が発表した施設概要は以下の通り。

■『相創の場』日比谷オフィス概要
@住 所:東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
日比谷三井ビルディング9階(945号室)
A施 設:サロンオフィス(フリーアドレス)、ミーティングルーム(4室)他、 OA 機器、その他付帯施設
B運営時間:7時〜23時(予定)
Cプレオープン:2007年8月1日(水)
Dグランドオープン:2007年秋
Eその他:本施設は、NECの協力により、 IC カードによる入退管理やWebカメラによる監視など、不審者の侵入や情報漏洩を未然に防ぐセキュアな空間となっております。
■『相創の場』メンバーについて
<個人メンバー>
@メンバーのイメージ:
○民間企業・官公庁・各種団体等において管理職を経験し、退職された方または近々ご退職予定の方
○ビジネス等社会的に活動する予定で都心に活動拠点を求めている方
※1 不動産業に携わる方はご遠慮いただきます。
※2 ご参加希望の方につきましては、当社にて趣旨説明等を行い、『相創の場』の主旨にご賛同いただいた方にご参加いただきます。
Aメンバー数:約100〜150名(初年度目標)
B利用料等:申込事務手数料10,000円、施設利用料5,000円/月 (いずれも消費税別途)
<法人メンバー>
@メンバーのイメージ:
○上場企業他、『相創の場』個人メンバーとビジネスのパートナーシップを希望する企業及び団体
○不動産関連業者は対象外
Aメンバー数:約30社(初年度目標)
B利用料等:申込事務手数料10,000円、施設利用料5,000円/月 ( いずれも消費税別途)
■『相創の場』メンバー募集について
平成19年7月20日(金)より、下記方法にてメンバー募集を開始いたします。
@ WEB サイトからのお問合せ
7月20日(金)に会員募集用ホームページが開設されますので、下記URLよりアクセスしていただき、お問合せ下さい。
http://www.sosonoba.jp/
Aお電話によるお問合せ
【お問合わせ窓口】
三井不動産販売株式会社アセットコンサルティング営業本部内
『相創の場』プロジェクトチーム 担当:石川・薄(うすき)・伊藤 TEL03-3246-3958

 

(牧田 司記者 7月19日)

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