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ヒューマンランドが意欲的な2物件

「戸田公園ジェネリス」と「武蔵浦和 vie」

「ヒューマンスクエア戸田公園ジェネリス」完成予想図

 

 ヒューマンランドが意欲的なマンションを分譲する。「ヒューマンスクエア戸田公園ジェネリス」と「ヒューマンスクエア武蔵浦和 vie 」だ。

 前者は、JR埼京線戸田公園駅から徒歩17分の全30戸。専有面積は約72〜95平方b。価格は未定。

 完成予想図でも分かるように、外観にガラスバルコニーやパンチングタイルを採用するなどデザイン性に優れたマンションだ。

 住戸プランは角住戸を20戸にするなど採光性を高め、スパンも最低7メートル確保するなど居住性を高めているのが特徴だ。また、同社の特許とも言うべき、ユーティリティーテラスやファミリークロゼットを多用。玄関・ホール幅を約1 . 5メートル確保してゆとりを持たせている。 

 後者は、JR埼京線武蔵浦和駅から徒歩8分の全112戸。専有面積は約74〜122平方b。価格は未定。

 ヒューマンランド20年目の挑戦、マンションイノベーション∞人の里計画≠ニ銘打っているように、かなり思い切った商品企画となっている。敷地がV字型なのを逆手にとって、敷地1階部分は全て駐車場とサイクルガレージとしており、サイクルガレージは1家族平均5平方b分確保している。エレベータは2戸1≠ニし、サイクルガレージから直接出入りできるようにしている。

 住棟は雁行型とし、外観デザインに表情を持たせるとともに、採光・通風に配慮している。ユーティリティテラスやファミリークローゼットを採用しているほか、クロスは和紙を採用して健康にも配慮。家族が向き合って食事ができるような「コミュニティリビング」の提案も行っているように、様々な生活提案を行っているマンションだ。

 同社のマンションはこれまで20年近く見てきたが、いつも思うことは中堅デベロッパーはかくあるべき≠ニいうことだ。売上げ至上主義に走らず、戸数拡大も追わず、生活者の視線でものづくりを行っている。こういうデベロッパーが少ないのは寂しい限りだ。

 

(牧田 司記者 7月13日)

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