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商品企画レベルが高い新日本建物「多摩センター」

「多摩センター ザ・パークウイング」完成予想図

 

敷地南西に公園 SI、オール電化採用

 新日本建物と新星和不動産が共同で分譲するURコンペ当選マンション「多摩センター ザ・パークウイング」を見学した。

 京王相模原線・小田急多摩線多摩センター駅から徒歩13分、多摩市鶴牧二丁目の一角で建設中の9階建て2棟全8 1戸の規模で、専有面積は約78〜115平方b。

 敷地南西側には公園が広がり、駅からの距離はややあるが、車歩完全分離のペデストリアンデッキを通り抜けられるアプローチはいい。これが最大の特徴だ。

 もう一つの特徴は、基本性能・居住性が高いマンションだということだ。階高を約3.16メートル確保。ボイドスラブ、二重床・二重天井を採用している。また、リビング・ダイニングの高さは約2.45メートルとなっているが、SIを採用しているため、住戸内に小梁がなく、圧迫感のない居住空間を確保している。

 このほかフラットサッシ、オール電化、指紋認証セキュリティシステムなどが特徴だ。

 多摩センター駅圏ではここ1〜2年、マンションの供給が増えており、現在も3物件が分譲中だが、この物件がもっともレベルが高い。価格は未定だが、単価はむしろ割安か。

 新日本建物のマンションについては商品企画レベルが高い「アクアリーナ川崎」も見学したが、以前のマンションと比べ一皮むけたという印象を受けた。同社は不動産流動化事業も好調で、前期は大幅な増収増益となったが、この勢いは当分続きそうだ。

 

(牧田 司記者 7月12日)

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