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アキュラホーム“しあわせデザイン”プロジェクト始動

アキュラホーム「むさしのIタウン」建売住宅。建物の右側に連柱が見える

 

庭先の12本の連柱に飾るハッピー・リース贈呈

 アキュラホーム(宮沢俊哉社長)は、家族や近所とのコミュニケーションをサポートする“しあわせデザイン”プロジェクトをスタートさせた。

 その第1弾として6月16日(土)、埼玉県吉川市で分譲中の建売住宅「きよみ野センターコート」の入居者を対象にハッピー・リースの贈呈セレモニーを行った。

 ハッピー・リースとは、ユーカリで作られた円形の飾り(インテリアフラワー)で、庭先に設えた機能門柱を含む12本の連柱に飾ることができる仕様となっている。連柱を暦にみたて、子供の誕生日など記念日月の柱にデコレーションしたハッピー・リースを設えて祝ったり、近所とのコミュニケーションのきっかけを演出したりするのが狙いだ。

 このプロジェクトをスタートさせたことについて、同社は「現代は地域への愛着のなさや無関心さが人間関係を希薄にし、ご近所づきあいが行われなくなった。ハードからソフトへさらに一歩進めて、忘れかけていた『ふるまいの心』『もてなしの心』『匠の心』などに代表される日本人らしい繊細な感性に訴えながら、しあわせな住まい方をデザインしていく」としている。

 現在は分譲住宅での限定的な取組みだが、今後は入居者をサポートする会のプログラムとしての展開を計画しているほか、同社が主宰する全国600社のホームビルダーズネットワーク「ジャーブネット」に展開していくことも検討している。

他社の建売住宅も見習うべき

 記者は、ハッピー・リースは見たことがないが、12本の連柱は東村山市の建売住宅「むさしのiタウン」で見学している。

 12本なのは、1月から12月までを表す意味だと聞いた。「これはいいアイデア」だと思った。連中に飾りものがつけられていれば、近所の方も「あっ、そうか、あのお子さんの誕生日か」と容易に理解できる。隣同士の距離は間違いなく縮まるだろうと思った。

 最近の建売住宅は、外構にほとんどお金をかけないものが増えている。みんな見習ったほうがいい。

 

(牧田 司記者 6月26日)

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