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アンビシャス 設立3年目の記念碑「百草園」

「フォレストレジデンス百草園」完成予想図(後ろの山は百草園)

 

希少の駅前マンション 京王百草園もすぐ近く

 アンビシャスが6月16日モデルルームをオープンした「フォレストレジデンス百草園」を見学した。

 京王線百草園駅から徒歩1分の日野市落川で建設中の7階建て全81戸の規模で、1期30戸の専有面積は約58〜89平方b、価格は3470万〜5990万円(最多価格帯4100万円台、4200万円台)、坪単価200万円。施工は山田建設。

 会社設立3年目の記念碑的なマンションで、同社としても力の入っている物件だ。

 第一の特徴は、その立地条件にある。京王線の百草駅圏ではマンションは過去7年間まったく供給がなく、しかも駅前という恵まれた立地条件だ。京王線の駅前マンションといえば最近では日本綜合地所の国領、府中などがあるが、それ以外では過去10年にさかのぼっても数えるほどしかないだろう。

 住環境にも恵まれている。すぐ近くに「京王百草園」と「七生丘陵散策路」があり、少し足を伸ばせば多摩川や程久保川、さらには多摩動物園、高幡不動の自然が楽しめる。京王沿線でこれほど自然の緑が豊富なエリアはない。

 住戸プランは東西軸の長い敷地形状を生かした平均6.7メートルのワイドスパンが中心で、グロスを抑えているのが特徴。このほかフローリングにウォールナットの突き板を採用、ピクチャーレールを標準装備。バルコニーには採光・通風に配慮しながら、外部からの視線を遮断するガラスとルーバーのバルコニーを採用している。

 問題は、坪単価200万円という新価格だろう。都心部を中心に都内23区、神奈川県方面では続々新価格マンションが供給されるようになっており、京王線でも坪単価200万円以下は駅遠物件を除けば姿を消しつつある。

 立地条件と住環境のよさをアピールできれば売れると見た。モデルルームオープン2日間で約50件の来場者があった。

「フォレストレジデンス百草園」完成予想図

 

(牧田 司記者 6月18日)

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