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モリモト「ディアナコート成城 翠邸」売れ行き好調

「ディアナコート成城 翠邸」完成予想図

 

既存樹のユリノキを中庭に取り込む 竹林の借景が見事

 坪単価が400万円を突破することから、業界でも話題になっているモリモトの「ディアナコート成城 翠邸」(当欄既報2月19日)の販売が順調に進んでいる。

 小田急線成城学園前駅から徒歩5分の、世田谷区砧8丁目の一角で建設中の一種低層住居地域に位置する3階建て全55戸の規模で、専有面積は約60〜150平方b、坪単価は400万円を突破する。設計は東急設計コンサルタント、施工は三井住友建設。販売代理は三菱地所住宅販売。

 所在地が成城≠ナはなくて砧≠ネのは気になる材料だが、モリモト住宅事業本部第二事業部課長・齊藤和敏氏は「所在地が成城じゃなくて砧というハンディはない。地元の方からは砧8丁目だけは別格≠ニいう評価を頂いている」という。

 これまで約7割が契約済みで、順調な売れ行きを見せている。

 個人の邸宅跡地で、樹齢40年を越す既存樹のユリノキをそのまま残し中庭に取り込んだ。敷地東側には見事な竹林もある。

 外観デザインは、押野見邦英氏を起用。白亜をテーマに、白のせっき質タイルとガラス素材のバルコニー手すりを採用。

 共用部とインテリアデザインの総合監修は南部昌亮氏が担当。自然素材に大理石、チーク材、チェリー材を多様、建具・家具にはアクセントとしてアルミの格子・枠を用い、全体としてモダンでシンプルなものにしているのが特徴だ。

 

(牧田 司記者 6月8日)

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