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レベルの違いが分かる野村不動産他「武蔵浦和」

「プラウドタワー武蔵浦和テラス」「プラウドタワー武蔵浦和ガーデン」完成予想図

 

再開発エリアの超高層ツインタワー 坪単価は230万円

 野村不動産と大栄不動産が近く分譲を開始するツインタワーマンション「プラウドタワー武蔵浦和テラス」「プラウドタワー武蔵浦和ガーデン」を見学した。

 武蔵野線武蔵浦和駅から徒歩2分、埼玉県さいたま市南区1丁目の再開発エリア≪NALIA( ナリア)≫内に立地するもので、建物は「テラス」が28階建て全139戸、「ガーデン」が29階建て全253戸。総戸数は492戸。専有面積は約67〜113平方b(平均専有面積約80平方b)。最多価格帯は5000万円台。坪単価は230万円。

価格に見合う価値のあるマンション

 野村不動産のマンションを見学するのは、今年に入って「新浦安」「藤沢」「横濱鶴見」「大森鹿島」「千代田富士見」に続きこれで6物件目だ。これまでに見た物件もそうだが、この「武蔵浦和」もいかにも同社の「プラウド」らしく差別化が徹底している好物件だ。

 価格は新価格ではあるが、価格に見合う価値のある<}ンションだ。基本性能・設備仕様が優れているからだ。同社がよく採用するSIではないが、二重床・二重天井、リビング天井高2580〜 2680ミリ、オール電化、メーターモジュールの廊下幅などを盛り込んでいる。

 細部にわたって細かな配慮も行っている。例えば框ドアの仕様。一般的な塩ビやオレフィンシート貼りとは異なり、精錬塗装を施した四方框ドアを採用しているのがいい例だ。突き板仕様と同じような質感がある。ドアストッパーもユニバーサルデザインの開閉がらくなものを採用している。

 これらは、同社が同沿線でこれまでたくさん供給してきたマンションの実績を踏まえて商品企画に盛り込んだものだ。

 同社は、同沿線を中心とするさいたま市エリアでこれまで数千戸の供給実績がある。大手デベロッパーでは断トツの多さだ(というより他の大手デベロッパーはほとんど供給がない)。それだけに中堅クラスの物件とのレベルの差が目立ち、いずれも販売は好調に推移した。

 今回の物件は、同社のこれまでの同沿線の集大成物件といえるものだ。来場者の数も約1500件にのぼっており、早期完売は確実だ。

 

(牧田 司記者 6月8日)

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