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業界初?マンション共用施設に別荘

藤和不動産など3社JV「ワンダーワイドワールド」

「那須別荘」完成予想図

 

別荘利用料金も分譲単価も破格の安さ

 藤和不動産(杉浦重厚社長)、近鉄不動産 ( 井上雅雄社長 ) 、大和ハウス工業(村上健治社長)の3社は、足立区新田のマンション「ワンダーワイドワールド」(物件名称:アクアテラ)を近く分譲するが、入居者に藤和不動産が開発した栃木県那須郡那須町にある「那須ハイランド」の別荘3棟を附属施設「那須別荘」として利用できるようにした。

 「那須ハイランド」は、JR宇都宮線黒磯駅よりバス約60分、東北自動車道那須ICより車で約20分。別荘の敷地面積はA棟1,685.79u、B棟824.55u、C棟923.44u、建物面積はA棟93.05u、B棟101.06u、C棟101.60u。利用料金は2000円〜で、1ベッドルームの使用で1泊 2000円、2ベッドルームの使用で1泊4000円。

 最近の大型マンションには、豪華なゲストルームを共用施設として設けるところが増えているが、別荘を共用施設として利用できるようにしたのは、業界初の試みと思われる。利用料金も破格の安さだ。

100u超が320戸以上 坪単価は170万円

 「ワンダーワイドワールド」は、東京メトロ南北線王子神谷駅から徒歩16分、又はバス5分徒歩1分、JR京浜東北線王子駅からバス15分徒歩1分の総戸数820戸。設計 ( 全体計画監修 ) は日建ハウジングシステム。100u超のプランが320戸以上というのが特徴の一つ。

 会員限定分譲住戸として100戸を先行して分譲する。専有面積83.60u〜132.97uで、価格は3,808万〜7,548万円(最多価格帯4,900万円台・5,200万円台)。坪単価は170万円。23区内では坪200万円以下のマンションが姿を消しつつある現在では、割安感がある。

「ワンダーワイドワールド」完成予想図

 

(牧田 司記者 5月18日)

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