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旭化成ホームズが圧勝 3年連続ドームへ

住友林業は完敗 元エース入江の不調が誤算

走者一掃の3点2塁打を放った旭化成・松島

 
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旭化成ホームズ       10
住友林業      

 

 

 旭化成ホームズが圧勝。3年連続してドーム進出を決めた。初回に松島の3点2塁打など大量6点を挙げ試合を決めた。平山−結城が完封リレー。住友林業はかつてのエース入江が3年振りに登板したが、制球難から自滅した。

 旭化成は初回、制球に欠く相手先発・入江から3者連続死四球を選び、4番・松島が走者一掃の左中間2塁打を放った。なおも、敵失と四球でチャンスを広げ、7番・山本の2点適時打で2点追加。さらに、急きょ登板した柴田から8番・中山が犠飛を放ち、この回一挙6点を奪った。

 勢いに乗る旭化成は2回にも、この回先頭の3番・野国の3塁打を足がかりに、5番・宮本の犠飛と中山の適時打などで3点を追加して試合を決めた。

 先発の平山は、大量リードに守られ5回まで2安打に抑え、最終回は新人・結城が0点に抑えた。

 住友林業は、先発・入江の不調が誤算。打線も元気なく8三振を喫し、3安打に抑えられた。

○鈴木監督 いい試合でした。(初回の松島の打席では)私は何の指示も出していません。彼に任せている

○松島選手 あそこは絶対返す気持ちだった(3者連続死四球ののち、初球から振りにいき、2球ファウルのあと3球目で快打)

○三好選手 1カ月半ぶりの実戦で全然よくなかった(2四死球で2盗塁を決めた)

○山本選手 強いチーム相手には打つんです(この日も2安打2打点の活躍)

●坂東監督 完敗。来年は戦力を強化して望みたい。監督も、僕から鈴木君に交代です

●鈴木選手 (監督就任は)家族とも相談して…

●入江投手(30) 初戦がいきなり旭化成ホームズさんではきつい。しかし、このままでは終われない。ナインに迷惑をかけてしまった。来年頑張る(かつてチームをベスト4に導いた元エース。最近は子育てに忙しくて欠場していた。日大時代は軟式野球大会では投手として全国ベスト8に進出)

 

旭化成  打安点
G 三 好 2 0 0
H 佐藤盛2 0 0
DH 野 国3 1 0
B 松 島 2 1 3
打3佐藤洋1 0 1
F 宮 本 2 0 1
打7久保田1 0 0
C 渡 辺 1 1 0
打4杉 本 1 0 0
4  地 下 0 0 0
A 山 本 3 2 2
2  青 木 0 0 0
D 中 山 2 1 2
E 小林広2 0 0
振球犠  
1 7 1   22 6 9
……………………
住 林   打安点
B 近 藤2 1 0
D 飯 田3 0 0
F 遠 藤1 0 0
DH 長 澤3 2 0
A 鈴 木2 0 0
2 久保田1 0 0
E 宮 川3 0 0
H 吉 村3 0 0
G 大 坂2 0 0
C 野 口2 0 0
振球犠  
8 3 0   223 0
……………………
投 手回安振球責
入 江 0 2 0 4 5
柴 田 6 4 1 3 3
……………………
平 山 5 2 5 2 0
結 城 1 1 3 1 0
3塁打 野国

旭化成・松島

 

          

旭化成・平山投手                住林・入江投手

旭化成・鈴木監督

 

旭化成・佐藤盛が幻の本塁打 ベース踏み忘れ

本塁打をフイにした佐藤盛

 旭化成・佐藤盛が、何と1塁ベースを踏み忘れ本塁打をフイにした。3回、右翼を深々と破り、悠々と本塁に還ったが、1塁ベースを踏んでいないという相手1塁手のアピールが通り、記録はライトゴロに。

 佐藤は「絶対に踏んでいる」と憮然としていた。

慶大野球部新人・結城が無難なデビュー

旭化成・結城投手

 旭化成ホームズの新人投手・結城が最終回に登板。いきなり四球を出し、次打者にも内野安打を打たれたが、その後は3者三振に斬ってとり、無難なデビューを飾った。左投げのサイドスローで、貴重な投手になりそうだ。

 

鈴木選手(左)に来期の監督就任を要請した住林・坂東監督

試合を観戦していた旭化成リフォーム・藤森投手と、早大準硬式の後輩の住林の新人・遠藤選手

 

 

 

 

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