9-6sokuhou

モリモト快勝　綱田好投　平松は勝利呼ぶ３点打

スウェーデンハウス　決定打欠く

好投したモリモト綱田投手

　モリモトが先発・綱田の好投と、勝利を決定づける平松の走者一掃の３点打で快勝した。スウェーデンハウスはモリモトの４安打を上回る６安打を放ったが、決定打を欠いた。

　モリモトは初回、相手投手から３四球と５番・石田、６番・登坂の連打で２点を先制。２回には敵失で１点加点。４回には、２死満塁から２番・平松の走者一掃２塁打で点差を広げた。

　先発の綱田は４回を投げ６安打を許したが、味方の失策による２失点に抑える好投。最終回に登板した肩痛を抱えるエース大知は無難に投げ、復活をアピールした。

　スウェーデンハウスは初回、５番・田村の２点適時打で同点としたが、その後は無得点。３回、無死１、３塁の好機に４～６番が凡退したのが痛かった。

　小山投手は６失点ながら自責点は２。拙守も誤算。

○六角監督　綱田がよく投げ、平松がいいところで打った

●田村監督　いやぁ、あと１本が…

ムードメーカー北郷　拙守と美技で「ぼくが舞台の中央」

　モリモトのムードメーカー北郷が拙守を繰り返す一方で、ピンチに〝超美技〟を披露、「ぼくがチームの中央にいるということ」と、ひとりで盛り上がっていた。

　「ぼくはサッカー部の監督。野球は素人」と自認する北郷は１塁を守り、３回まで何でもない野手の送球をそらし３失策。ところが３回の１死２、３塁のピンチで、相手主砲の５番・田村のファウルフライを懸命に追いかけて好捕。田村を「まさかあれが取られるとは」と絶句させた。

　北郷の下手ぶりは六角監督も計算済みのようで、平然としていた。モリモトにはなくてはならない存在だ。

モリモト平松選手

スウェーデン小山投手