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日神不 新人柳原投手が自責0の好投 

リストはエース佐藤温存が裏目

日神不動産ナインと応援団

 
1 2 3 4 5 6 7     R
リスト      
日神不動産      

 

 

柳原 味方の6失策にもめげず

 日神不動産が優勝候補の一角リストを接戦の末下し、参加6年目で初の決勝トーナメント進出を決めた。新人・柳原投手は6回を2失点自責点0の好投。リストはエース佐藤の温存が裏目。守備も乱れ、参加7年目で初の予選敗退。

 日神は初回、リスト先発の舟山から3番・安田が左翼線を深々と破る本塁打で先制。同点とされた2回には、この回先頭の5番・染谷が中堅超え本塁打して再び1点リード。

 3回に同点とされ、5回には1点リードを許し、劣勢の日神はその裏、この回から登板したエース佐藤から1死後、9番・大曽根、1番・橋本の連打と2番・上村の死球で満塁の好機を作り、安田の内野ゴロの間に大曽根が還り同点、さらに4番・吉松の内野ゴロが敵失を誘い勝ち越し点を奪った。

 この日先発した日神・柳原投手は伸びのある直球にキレのある変化球を決め、リスト打線を4安打2失点自責点0の好投。味方が6失策もしたのに踏ん張った。

 リストは2回、敵失で同点とし、続く3回にも敵失で1点リードを奪い、5回には敵失から5番・山口の右翼線2塁打で勝ち越し。ここで先発の舟山から満を持して登板したエース佐藤が連打を浴び、味方の失策で2失点した。

○石原監督 全員の力です。ワハハハハ…。(3回戦で旭化成ホームズに敗れたのは)予定の敗戦

○柳原投手(22) 雨でボールが滑ったが、まあまあ何とか抑えられた(市立松戸高校−八戸大学硬式野球部出身の新人)

●倉持監督代行(元ロッテ投手、現千葉テレビ解説者) ヘタクソ采配の監督が悪い。練習不足が出た

 

  • リスト   打安点
    E 島 津3 0 0
    F 森 下4 0 0
    D 海 藤3 0 0
    G 早 坂3 0 0
    H 山 口3 2 1
    C 池 田3 0 0
    A 江 上3 1 0
    B 下 田2 0 0
    DH 斉 藤31 0
    振球犠  
    7 2 0   27 4 1
    ……………………
    日神不   打安点
    H 橋 本 3 1 0
    D 上 村 2 1 0
    DH 安 田3 1 2
    A 吉 松 2 0 1
    B 染 谷 3 1 1
    E 草 薙 2 0 0
    C 今 野 2 0 0
    G 竹 中 2 0 0
    F 大曽根2 1 0
    振球犠  
    6 2 0   21 5 4
    ……………………
    投 手回安振球責
    舟 山 4 3 6 1 2
    佐 藤 1 2 0 1 1
    ……………………
    柳 原 6 4 7 2 0
    本塁打 安田1号
    染谷1号

   

倉持監督代行

日神・柳原投手

リスト舟山投手

日神・染谷選手

日神・安田選手

女性応援団に囲まれてご満悦の日神・石原監督

 

 

記者、2度目の坊主になる羽目に

柳原の好投は旭化成戦で見ているのに…

 この日行われた7試合のうち、勝敗予想がもっともラクだったのがこの一戦。リストは過去6度の出場のうち優勝が1回、準優勝が2回、4強が2度の強豪。絶対的なエース佐藤がいる。一方の日神不動産は6回出場全てが2勝止まり。1度も決勝Tに進んだことがない。

 判官びいき≠フ記者は試合前、日神ナインに「日神さんが勝ったら坊主になってやる」と口を滑らた。しかし、それでも日神の勝ち目は100%ないと確信していた。

 ところが、試合結果は上記のとおり。石原監督には「(坊主になるのは)うちから言ったわけじゃない。有言実行。やってもらいましょ」と冷たく突き放された。

 柳原投手は、前回の旭化成ホームズ戦で3番手で登板、1イニングを3者三振に斬って取ったのを、記者はちゃんと見ていたはずだが…。まさかあの投手だったとは、全然気がつかなかった。石原監督はクセモノだ。

 記者は2年前にも、ジョイント・コーポレーションナインに「住友林業さんに勝ったら坊主になる」といい、ジョイントが勝ってしまい坊主になったことがある。

 2度あることは3度ある≠ニいうが、今後、絶対バカなことは言うまいと決めた。野球は何があるか分からない。だから面白い。

 倉持さーん、アデランスのカツラ くださーい!

 

日神不動産さん、約束通り坊主になりました

 記者 「また坊主になることになりましたので、切ってください」

 床屋さん 「ええっ、確かこの前は2年ぐらい前だったと思いますが…。そのときは最初のカットではだめで、2回切りましたが…」

 記者 「文句が出ないように、最初から切って下さい」

 床屋さん 「ハイ、どういう理由かお聞きしませんが、床屋といたしましては来ていただくことはありがたいことで、どうぞ懲りずに…」

 記者 「バカなんです。もう絶対、そんな約束はしません」

 床屋さん 「お客さんは幸いにも適当に白髪がございますので、少し髪を残しても坊主らしく見えます」

 バリバリ…(バリカンの音、鳥肌が立つ)

 床屋さん (最後に肩をもみながら)「相当、凝ってますね。これ以上強くすると痛いでしょうから、やりませんが…(相当痛い)

 記者 「そうですか、昨日、徹夜したので…」

 床屋さん 「徹夜なんかもうおよしになったほうがよろしいんじゃないでしょうか…(鏡を見せながら)どうでしょう、これで。本来の坊主ではありませんが…」

 記者 「大丈夫でしょう。クレームはつかないでしょう。ありがとうございました」

                  

              断髪前                    断髪後