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コスモスイニシア快勝 鴛海が好投

三菱UFJはエース石本の不調が誤算

勝利に沸くコスモスイニシア横浜ナイン

 
1 2 3 4 5 6 7     R
コスモスイニシア横浜        
三菱UFJ不動産販売        

 

 

 コスモスイニシアが快勝。鴛海投手は2本塁打を浴びたが余裕の完投。三菱UFJ不動産販売はエース石本の不調が誤算。昨年は三菱UFJ$風を巻き起こし決勝Tまで勝ち進んだが、今年は不戦勝を含む2勝しか挙げられずに予選敗退。

 コスモスイニシアは初回、相手先発の石本から先頭の高嵜が四球を選び出塁、2盗、3盗を決め、相手捕手の3塁悪送球の間に生還し難なく先制。さらに四球の走者を置き5番・鴛海が右翼越え本塁打してこの回3点。続く2回にも、この回から代わった増子投手の制球難につけこみ、5四球と4番・斉藤の安打などで3点を加点。

 鴛海投手は3回までノーヒットノーランピッチング。4回、2本塁打を浴び3失点したが、5回まで7三振を奪う好投。

 三菱UFJは、昨年の決勝T進出を果たした功労者でエースの石本が不調だったのが全て。2番手の増子も5四球で自滅した。敗色濃厚の4回、5番・石本の単発と8番・古市の2ランも焼け石に水,。

 3番手で登板した監督を兼ねる44歳のベテラン山内が3回をパーフェクトに抑えた。

○鴛海 決勝では、竹松さん(コスモスイニシア本社)の分まで頑張ります

●山内 (3回から登板したのは)あと1点取られると展開的に苦しい。監督の特権として登板した

●太刀川 2年前のチームに戻っちゃった。がっかり

 

  • コスモス  打安点
    H8高 嵜 2 0 0
    C3夏 目 2 0 0
    E 村 上 2 0 0
    D 斉 藤 3 1 2
    @ 鴛 海 2 1 1
    A 佐 藤 2 0 0
    G 渡 辺 0 0 0
    打4大 釜 1 0 0
    B9岸 田 1 0 0
    F 辻 川 0 0 0
    打7吉 田 1 0 0
    振球犠  
    4 8 0   16 2 4
    ……………………
    三菱UFJ 打安点
    F 坂 口 3 0 0
    D15増 子3 0 0
    E 山 田 3 0 0
    B51山 内1 0 0
    @2石 本 3 1 1
    H 佐 藤 2 1 0
    G 跡 部 2 0 0
    A3古 市 2 1 2
    C 田 添 2 0 0
    振球犠  
    7 2 0   21 3 3
    ……………………
    投 手回安振球責
    鴛 海 5 3 7 2 3
    ……………………
    石 本 1 1 1 3 3
    増 子 1 1 2 5 3
    山 内 3 0 1 0 0
    本塁打 鴛海1号
    石本1号 古市1号

敗戦に光る44歳ベテラン三菱UFJ山内投手 3回をパーフェクト

 三菱UFJ不動産販売の若手の石本と増子が制球難で自滅したのとは対照的に監督兼任のベテラン山内の好投が光った。3回から登板して、コスモス打線を3人ずつピシャリと抑えた。

 山内監督は「みんなカーブ、遅いからみんな手を出すんです」と語ったが、 ストレートを見せ球に、緩いカーブで打者を手玉に取った投球術は見習うところが多い。

3回をピシャリと抑えた三菱UFJ山内監督

コスモス鴛海投手

三菱UFJ石本投手

コスモスイニシアキャラクター

 

グラウンドに響く「へたくそー」

大河くん(3歳)の野次に発奮コスモス斉藤選手

「へたくそー」と大きな声で野次を飛ばすコスモスイニシアの大河くん(3歳)

ターゲットになったのは3塁を守ったお父さんの斉藤選手。初回と2回、それぞれ失策を犯したのをやじられた。しかし、それ以後は完璧にこなし、1安打2打点の活躍