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明和地所が初参加で決勝トーナメント進出

三井住宅リース・居波投手 制球乱し苦杯

勝利に沸く明和地所ナイン

 

1 2 3 4 5 6 7     R
明和地所        

10

三井不動産住宅リース        

 

 

 

 明和地所が三井不動産住宅リースを圧倒、初参加で決勝トーナメント進出を決めた。早稲田学院−早稲田大出身の新人・羽尾投手が制球に苦しみながら三井住宅リースを4失点に抑えた。三井住宅リースはエース居波が疲れから痛打を浴びた。

 明和地所は2回、2死2、3塁から8番・菊地が右翼越え本塁打を放ち3点先制。同点に追いつかれた3回、2つの敵失で幸運な勝ち越し点を奪い、4回には5連続死四球と4番・守屋の適時打で3点を追加、さらに5回にも9番・羽尾、1番・栗村の適時打などでダメ押しの3点を加点して試合を決めた。

 羽尾は主軸に速球を狙われたが、途中から変化球主体に変え逃げ切り。

 三井住宅リースは2回、4番・松苗、5番・片岡が連打し、続く6番・居波が右翼越え本塁打し同点とした。1点リードを許した3回には、無死1、2塁の好機を逸したのが響いた。

 居波はスライダーが決まり明和打線を抑えていたが、4回、突如制球を乱し5連続死四球で失点したのが痛かった。

○藤縄監督 所期の目的は達成できた

○羽尾(23) 速球が高めに浮いて打たれたので、それからは変化球に変えたのがよかった(早稲田学院では2年のときベスト16、3年でベスト32、大学ではサークルの軟式野球で関東ベスト4の成績)

●土屋監督 来年は事前にもっと準備して望みたい

●居波 今日はダメ。ばてちゃった

 

  • 明和地所 打安点
    A 栗 村 3 1 1
    H 吉 田 2 0 1
    9 松本啓 0 0 0
    D 小 林 1 0 1
    G 守 屋 4 1 1
    E 鶴 田 4 0 0
    B 堀 江 3 0 0
    3  島 津 0 0 0
    F 三 平 3 2 0
    7  広 瀬 0 0 0
    C 菊 地 1 1 3
    打 福 眞 1 0 0
    4 松本浩 0 0 0
    @ 羽 尾 1 1 1
    振球犠  
    3 9 0   23 6 8
    ……………………
    三井リース打安点
    H 小 山 3 0 0
    F 藤 田 3 0 0
    A 水 野 2 2 0
    G 松 苗 3 1 0
    D 片 岡 3 1 0
    @ 居 波 3 1 3
    E1土 屋 2 0 0
    打 本 山 1 0 0
    B 清 水 0 0 0
    C 高見澤1 0 0
    打4藤 城 1 0 0
    振球犠  
    4 3 0   22 5 3
    ……………………
    投 手回安振球責
    羽 尾 5 5 4 3 3
    ……………………
    居 波 5 6 3 9 8
    本塁打 菊地1号
    居波1号

菊地選手

 

明和・羽尾投手

 

三井・居波投手

 

明和・羽尾(左)と鶴田選手

18年前はケンコーポのエースと三井不動産の主砲で対決

 今は三井不動産住宅リースの仲間

 三井不動産住宅リース清水選手(左)と片岡選手

 RBA第1回大会では、清水選手が三井不動産の4番打者で、片岡選手はケンコーポのエースで5番。東京ドームで決勝戦を戦った仲。三井不動産は現監督の大町監督が先発、入社したばかりの志村選手は外野手として出場。試合は3−2でケンコーポが勝利。清水,片岡両選手はその後、それぞれのチームの主力選手として活躍していたが,片岡選手は昨年、グループ会社のレジデントファーストに転職していた。18年前の敵がチームメイトになった