RBAタイムズHOME > 2006年 >

 

 

乱打戦をリパークが制す 加藤好火消し

サンフロンティア 4回同点もつかの間

勝利に沸くリパークナイン

 
1 2 3 4 5 6 7 R
サンフロンティア不動産    
リパーク     13
 

 

 

2年目リパーク 決勝トーナメント進出決める

 序盤から壮絶な乱打戦となったが、結局は2番手、3番手投手の出来不出来が明暗を分け、抑え投手が好投したリパークが逃げ切り。決勝トーナメント進出を決めた。サンフロンティア不動産は2番手投手・寺田の乱調が誤算。 サンフロンティア不動産は生き残りをかけて、次戦で三菱地所と戦う。

 2点先行を許したリパークは2回、この回から代わった寺田投手の制球難につけ込み、1番・上杉、3番・北地の適時打に3死四球を絡め打者10人の猛攻で一挙7点を挙げた。3回にも敵失で1点を追加してリードを広げた。

 同点にされた4回には、この回先頭の北地が特大の右翼超え本塁打で再びリードを奪い、続く高見沢の2塁打に7番・山崎の2点2塁打などで一挙5点をもぎ取って試合を決めた。

 先発・北地は2回あたりから肩痛に見舞われ、3回までは持ちこたえたが、4回、無死から3連続四球を与えたところで降板。急きょ登板した高野も不調で1死も取れずに4者を出塁させ降板。ここで3番手として登板した加藤が後続を断ち切った。

 サンフロンティアは2回、敵失と9番・稲田の適時打で2点先行。6点差を追う4回には、 6 死四球に2番・芳賀の適時打などで一挙6点を挙げ同点に追いついたが、なおも無死2、3塁の好機を生かせなかった。

 肩痛を抱える先発の二宮は1回で降板。2番手・寺田が11失点の大乱調で自滅した。

○森下監督 途中、同点に追いつかれて心配したが、(本塁打を放った)北地はもともと打力のある選手。決勝では強豪チームを倒したい

○高見沢選手 ベンチの雰囲気が最高(泥まみれになってムードを盛り上げた41歳ベテラン)

○北地投手 肩痛が突如襲った。後半戦までまだ時間があるので万全で望みたい

「うちは弱い。野村監督のようにボロクソに書いといて」

ぼやく長谷川監督

クラブハウスで「反省会」を開くサンフロンティア不動産(黒のTシャツが長谷川監督)

●長谷川監督 7点差を同点にした昨日のヤクルト−巨人戦みたい。僕はその現場にいたんだ(6点差から同点にした場面では機嫌がよかったが、試合後は)東間は頭から使うべきだったか。もう後がない。今度は総動員をかける。(次戦の)三菱地所の壁は厚いが…。うちはだんだん弱くなっている。こんなところで飲んでもしょうがない。都心に戻って飲もう。野村監督みたいにボロクソに記事を書いといて(ふがいない戦いぶりに腹を立てていた)

●二宮投手 もう一球も投げられない(1回投げるのが精一杯のようだった。かつての社会人・いすゞ自動車のエースも肩痛に勝てず)

●品川選手 今年は合宿までやったのに…変わったことをやるとダメなのかも

 

サンフロ 打安点
B 小 林3 0 1
G 芳 賀3 1 1
H 二 宮1 0 0
E16寺 田31 1
C 野 崎3 0 0
F 河 西0 0 0
5 土 屋 1 0 0
1 東 間 0 0 0
A 大 沢1 0 0
走9塩 沢1 0 0
D65品 川31 0
H7稲 田2 1 2
振球犠  
4 8 0   21 4 5
……………………
リパーク 打安点
G 上 杉3 1 1
A 砂 川3 0 1
@7北 地3 2 3
B 高見沢3 21
E 三小田2 01
D1加 藤 2 0 0
C 山 崎 3 2 2
F9中 町 3 1 0
H 田 中 0 0 0
15高 野 1 0 0
振球犠  
1 7 0  23 8 8
……………………
投 手回安振球責
二 宮 1 1 1 2 0
寺 田2.0 5 0 5 11
東 間 1 1 0 0 0
……………………
北 地3.0 3 3 5 4
高 野0.0 1 0 3 3
加 藤2 1 1 0 0
本塁打 北地1号


真っ黒になってハッスルするリパーク高見沢選手

 

好火消しをしたリパーク加藤投手

 

リパーク北地投手

サンフロンティア不動産の女性応援団

 

サンフロンティア長谷川監督(左)とリパーク森下監督