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7月2日 日曜ブロック開幕戦速報

トーシンが延長の末、三菱地所を破る

トーシン−三菱地所戦の1回の表トーシンの攻撃中、無死2、3塁から、3番・斉藤の3塁ゴロで打球が1塁に送球される間に、3塁走者・相木が果敢に本塁をつく。微妙なタイミングとなったが、判定はアウト(捕手は網野)

 

清水建設、三井不動産なども順当勝ち

10年ぶり復帰のポラス、初参加の三井住宅リースが白星発進

 強豪チームが順当に初戦突破――第18回RBA野球大会は7月2日(日)、予定されていた日曜ブロック開幕戦9試合のうち7試合(2試合は不戦勝)が神宮外苑野球場で行われ、トーシンが延長の末、三菱地所を破ったほか、清水建設、三井不動産など強豪チームが順当に勝ちあがった。このほか、リクルートコスモス本社が圧勝、10年ぶり復帰のポラスが三井不動産住宅サービスを破り、初参加同士の対決となった三井不動産住宅リース−明和地所は三井住宅リースが接戦を制した。旭化成リフォームと平和不動産は不戦勝となった。

トーシン・佐藤が決勝打含む全打点

4回表、3ランを放ったトーシン・佐藤監督兼野手(写真右も)

トーシン  00030001|4

三菱地所 00120000|3

       (延長サドンデス)

トーシン・長谷川と三菱地所・本岡が息詰まる投手戦

 強豪チーム同士の対決はトーシンに軍配――日曜ブロック屈指の好投手、トーシン・長谷川と三菱地所・本岡の息詰まる投手戦は、3−3のまま延長サドンデス(一死満塁で攻防)となり、トーシンが主砲・佐藤の適時打で上げた1点を守りきり辛勝した。敗れた三菱地所は若手の活躍が光り、次戦以降に期待を抱かせるに十分な試合だった。

 1点先制されたトーシンは4回の表、この回先頭の2番・長谷川、3番・斎藤の連打と暴投などで無死2、3塁とし、続く4番・佐藤が右翼線を大きく破る3ランで逆転。同点のまま延長戦となった8回の表に、再び佐藤が幸運な右翼前安打を放ち貴重な1点をもぎ取った。その裏、長谷川投手が2者を凡退に押さえてからくも逃げ切った。

 5番以下が17打席凡退した打線には課題を残した。

 長谷川投手は速球を中心に、切れのいいスライダーが決まり、4安打3失点無四球の完投。

 敗れたとはいえ、三菱地所の健闘が光った。0−0で迎えた3回の裏、2死から1番・奥沢が左翼前に運び、すかさず2盗、続く2番・谷沢の左翼前安打で1点先取。逆転された4回裏には、1死から5番・宮崎が内野安打して出塁、続く6番・吉良が中堅越え本塁打して同点に。しかし、その後はチャンスらしいチャンスは作れなかった。

 今年44歳のベテラン・本岡投手は丹念にコーナーをつく投球で、強打のトーシン打線を5安打に抑える好投を見せた。

○佐藤監督 本塁打は久々。完璧に打てた。試合は、長谷川は1点取られてから気合のピッチングをした

○長谷川投手 今年はやりますよ。昨年より5キロ減量した

●小林監督 敗れて悔しいが、ナイスゲーム。敗者復活戦で4つ全部勝つ(勝ち残るためには4勝必要)

●本岡投手 今年も投げられることが分かった。打たれた本塁打はツボに入っちゃった

  • ◇2日 神宮外苑
    トーシン
    00030001|4
    00120000|3
    三菱地所
      (延長サドンデス)
    ※記録は7回まで

  • トーシン  打安点
    G 相 木 2 1 0
    @ 長谷川2 2 0
    D 斉 藤 3 1 0
    B 佐 藤 3 1 3
    C 田 中 3 0 0
    A 槙 峠 3 0 0
    F 三 枝 3 0 0
    H 工 藤 3 0 0
    E 長 渡 3 0 0
    振球犠  
    6 2 0   25 5 3
    ……………………
    三菱地所 打安点
    E 奥 沢 3 1 0
    H 谷 沢 3 1 1
    C 藤 原 3 0 0
    @ 本 岡 3 0 0
    G 宮 崎 3 1 0
    B 吉 良 3 1 2
    F2船 津 3 0 0
    D 根 神 3 0 0
    A 網 野 1 0 0
    打7太 田 2 0 0
    振球犠  
    5 0 0   27 4 3
    ……………………
    投 手回安振球責
    長谷川7 4 5 0 3
    ……………………
    本 岡7 5 6 2 3
    本塁打 佐藤 吉
  • 「よろしくお願いしまーす」
  • (大会スタッフ・小西さん)

先発5人が入社1〜3年 若手が大活躍した三菱地所

本塁打を放った吉良選手

 古豪復活を強烈にアピールする三菱地所の戦いぶりだった。

 中でも大活躍したのが入社1〜3年目の若手。1番遊撃手・奥沢(2年目)、5番中堅手・宮崎(同)、6番1塁手・吉良(同)、8番3塁手・根神(1年目)、9番捕手・網野(3年目)と9人のうち5人を揃えた。

 この5人がチーム4安打のうち3安打を放ち、吉良は2ランで一時は同点とした。3打席凡退したが、根神は9回の守備機会を完璧にこなした。奥沢もヒット制の当たりを好捕して追加点を阻んだ。

 ベテランは本岡を筆頭に、藤原、船津らかつての優勝メンバーも健在で、今年の三菱地所は軽視できない存在だ。

 

投手戦に投げ勝って喜ぶトーシン・長谷川投手

好投した三菱地所44歳の本岡投手

 

初参加同士の対決は三井住宅リースに軍配

明和地所 再三の好機生かせず

 

先制点を挙げ沸く三井住宅リースナイン

 

18年前にもらったタオルを大事に持っている三井住宅リース・清水選手

好投した井波投手

明和地所         0002000|2

三井不動産住宅リース 030000X|3

 初参加チームの対決は、唯一のチャンスをものにした三井不動産住宅リースが逃げ切った。明和地所は再三の好機にあと1本が出ず惜敗。

 三井不動産住宅リースは2回、相手先発・鶴田から四球と敵失で無死満塁の好機を作り、2番手・羽尾の暴投でまず1点。続く8番・清水の犠飛で1点追加、さらに9番・藤城の内野ゴロで1点を加え、無安打で3点を挙げた。

 居波投手(37)は2失点したが、自責点は0の好投。

 3点を追う明和地所は4回、8番・羽尾の2点2塁打で追い上げたが、後続が続かず。初回の一死満塁、6回の無死2、3塁のチャンスを潰すなど拙攻が命取りとなった。打たれた安打は1本のみで、なんとも悔やまれる敗戦となった。

 3番で遊撃手の平石選手は、父が鹿児島商業、本人が佼成学園、息子さんが日大三校でそれぞれ甲子園に出場している、日本で2組目の選手。

○土屋監督兼野手 ピッチャーがよく投げ、効率的に点が取れた。これでRBAでも互角に戦える自信がついた

○清水選手 平成元年の1回大会から出場して18年。今年で44歳になった。犠牲フライのあとは三振です(慶大野球部出身で、RBA大会開始時の三井不動産の主力打者。若いときはもてたようで、追っかけギャルがいたという伝説がある。結婚したのは36歳とか)

自らの采配ミス悔やむ明和・藤縄監督

ベンチからサインを送る藤縄監督

●藤縄監督 私の采配ミス。先発の鶴田が2回、無死1、2塁としたとき交代させようと思ったが、本人が「大丈夫」と言ったので続投させたが…。あの時は、マンションの仕入れ物件にダメを押すのと同じ気持ちで降板させるべきだった。2番手の早大の新人・羽尾(23)が好投しただけに、なんとも悔やまれる

 

三井グループ対決を制す リパークが初勝利

 

好投したリパーク・北地投手

リパーク・森下監督

三井不動産販売 00010|1

リパーク      0030X|3

 三井グループの対決は、参加2年目のリパークが勝ち、初勝利を挙げた。

 0−0で迎えた3回裏、リパークは敵失と安打で一死1、3塁の好機をつくり、7番・三小田の内野ゴロでまず1点、さらに2死満塁と攻め立て、9番の新人・山崎が2塁打を放ちこの回3点を挙げた。

 左腕・北地は打たせて取る老獪なピッチングで1失点完投。

 三井不動産販売は惜敗。4回表、9番・深谷の安打で1点を返すのにとどまった。

○森下監督 メンバーは昨年とそれほど変わっていないが、みんながやる気を出しているのが結果につながった

○北地投手 打たせて取るピッチングを心がけた。バックがよく守ってくれた

●江川監督兼野手 (同じ三井グループに負けたのだから、そんなに悔しくないのでは)そう、財布は同じだから

唯一打点を挙げた三井不販の新人・深谷選手(真っ黒になってハッスル)

 

 

三井不動産 余裕のコールド発進

3ランを放った三井・溝口選手

3打数3安打3打点の三井・工藤選手

ミサワホーム  00000|0

三井不動産   1313X|8

 三井不動産が完勝。5回コールド勝ちした。ミサワホームは塩島監督が不在で、主力を欠くなど元気がなかった。

 三井不動産は1番・工藤が3打数3安打3打点の活躍。3番の溝口も3ランを含む3打数2安打3打点とハッスル。先発の木下投手は、肩痛を堪えながら4回を1安打0点に抑え、5回は溝口が締めた。

 ミサワホームは先発の松本が打たれて完敗。4回途中から登板した44歳の筑波大野球部出身・大野は完璧に抑えた。

○大町監督兼野手 木下がよく投げたし、溝口の当たりもよかった

 

オーノー、タマリマセン

「イタタタッー。ダメだ、こんな写真撮っちゃ」(松本投手の投げた球を急所に受け、松本投手から手当てを受けるミサワ・大野選手)

 

10年ぶり復帰のポラスが快勝

三井住宅サービスは黒星スタート

好投したポラス・内田投手

3打点の大活躍ポラス・太田選手

187センチの内田投手 10奪三振の好投

三井不動産住宅サービス 000200|2

ポラス             20300X|5

 

 10年ぶりに復帰したポラスが快勝し、3年振りに復帰した三井不動産住宅サービスは黒星スタートとなった。

 ポラスは、かつて7回、8回大会に参加して惨敗したチームとはまるで異なるチームであることを実証した。初回、制球を欠く相手投手・高浜から1番・荒川、2番・内田が連続四球を選び、すかさず盗塁を決め2、3塁としたあと、3番・太田の中堅犠飛でまず1点。さらに敵失で1点を追加してこの回、無安打で2点を先制。3回には、再び荒川が安打で出塁し2盗、3盗。送球をあせった相手捕手の失策を誘い難なく生還。さらに内田が四球を選んだ後、太田が中堅越え2ランでこの回3点追加。

 投げては身長187センチの内田投手が速球と切れのいい変化球を決め、3回まで完全試合ペース。4回、降りだした雨に制球を乱し2失点したが、6回を3安打1 0 奪三振の好投。野手もほとんどノーミスで内田投手を盛り立てた。

 三井不動産住宅サービスは、4回2死から、敵失をきっかけに5番・平田、6番・高浜の連打で2点返すのがやっと。高浜が初回、制球を乱し2失点したのが悔やまれる。相手を調子づけてしまった。

○飯田監督 エース成田は今日が建築士の試験で不在。内田はよく投げたが、うちにはまだまだ秘密兵器がいる(快勝に舌もなめらか)

○太田選手 僕だったら、もっと簡単に取れていた(3回まで2ランを含む 3 打点の活躍で交代。代わった右翼手・宮山が好守した場面で)

●関口監督 あんなに直球が速くて、変化球が切れていては打てない(と脱帽)

高浜投手  北島選手

●高浜投手 初回につまらない点をあげてしまった

●北島選手 ドームにまた行きたい(かつての準優勝投手だが、運動不足で体重は8キロ太って現在80キロとか)

  • ◇2日 神宮外苑
    三井不動産住宅サービス
  • 000200|2
    20300X|5
    ポラス
  • 三井住宅打安点
    A 井 口3 0 0
    F 松 原3 0 0
    D 越 山3 0 0
    B 中村秀2 0 0
    C 平 田2 1 0
    @ 高 浜2 1 2
    E 須 永2 0 0
    H 芝 田2 0 0
    G 中村慎1 0 0
    8  北 島 1 1 0
    振球犠  
    10 1 0   2132
    ……………………
    ポラス  打安点
    G 荒 川1 1 0
    8 磯 山 0 0 0
    @ 内 田1 0 0
    H 太 田1 1 3
    7 中 川 1 0 0
    B 山 内1 0 0
    D 野 口2 0 0
    5 川 崎 0 0 0
    C 大 沢2 1 0
    4 黒 木 0 0 0
    F9宮 山2 0 0
    A 鈴 木2 1 0
    E 千 葉2 0 0
    6 菊 地 0 0 0
    振球犠  
    5 5 1   154 3
    ……………………
    投 手回安振球責
    高 浜 5 4 5 5 3
    ……………………
    内 田 6 3 101 0
    本塁打 太田

恐るべしポラス 層の厚さを見せつける

 「西武の西口が投げているのかと思った」。ポラス−三井住宅サービスを観戦していたRBAの選手の声だ。そう評されたのはポラスの内田投手(23)だ。もちろん冗談だが、確かに、ユニフォームの色といい、投球フォームといいそっくりだ。ストレートの威力は十分で,それだけに時おり投げる変化球が効果的だった。10三振を奪う好投を見せた。しかし、それだけの力を持ちながらもエースではないという。

 3番の太田選手も2打席で3打点を挙げると、早々と交代した。太田選手の打順に入った左翼手の中川選手は、落球したものの住宅サービスの3番・越山選手の大飛球に追いつくなど守備力を披露した。 73人も選手登録したポラスが選手層の厚さを見せつけた試合だった。

 飯田監督の言葉が事実なら、日曜ブロックにポラス旋風を巻き起こすかも知れない。

 

清水建設 ソツない攻めで快勝

コスモス北関東は好機生かせず

要所を締め好投した清水・池田投手

リクルートコスモス北関東 0001001|2

清水建設           001022X|5

5年ぶり復帰した池田投手が粘投

 

 清水建設が快勝。リクルートコスモス北関東は好機を生かせず惜敗した。

 清水は3回、この回先頭の新人9番・木原が中堅前安打を放ったあと、1番・野口が手堅く送り、続く2番・高木が適時打を放ち1点先制。同点に追いつかれた5回裏には、2死から敵失で3番・野尻が生き、4番・斎藤の当たりは鋭い左翼前安打となったが、この球を左翼手が後逸する間に斎藤も還って2点を挙げ逆転。続く6回にも、疲れの見える相手先発の加藤投手からこの回先頭の新人の7番・陶山が3塁打を放ち、代わった2番手・福田から安打と四球を絡めてさらにダメ押しの2点を追加した。

 九州勤務から5年ぶりに復帰した池田投手(28)は、7安打を浴びながらも要所を締め2失点完投。転勤でメンバーからはずれたエース・下津浦の穴はあまりにも大きいが、池田が踏ん張った。

コスモス横浜から転勤 福田が期待通りの活躍

 リクルートコスモス北関東は4回、2番・伊藤、3番・福田の連打で1点返し、7回には7番・佐藤の本塁打で1点返すのにとどまった。4番・福永、5番・内山の主軸が好機を生かせなかったのも痛かった。ただ、リクルートコスモス横浜から転勤で加入した福田は3打数2安打1打点の期待通りの活躍を見せた。

○斉藤監督兼野手 今日は出られなかったが、新人は淘山、木原の他にも2人いる。若い人に頑張ってもらう

●内山監督 ダメですね、慶大野球部出身者が…(3番福田−4番福永−5番本人と慶大出身者でクリーンアップを組んだが、活躍したのは福田のみ。好機に打てず、併殺打を放った自らを責めていた)

●井上選手 野球は少年野球以来。30年ぐらいやっていません(員数合わせのため9番・ライトで出場した43歳のベテラン。1四球で出塁)

  • リクルートコスモス
    北関東
    0001001|2
    001022X|5
    清水建設
  • 北関東  打安点
    A 清 水4 0 0
    F 伊 藤3 1 0
    E1福 田3 2 1
    D 福 永3 0 0
    C 内 山3 0 0
    @6加 藤3 1 0
    B 佐 藤3 1 1
    G 三 宅2 3 0
    H 井 上2 0 0
    振球犠  
    1 1 0   27 7 2
    ……………………
    清水   打安点
    H 野 口2 0 0
    打3小 林0 0 0
    F 高 木4 1 1
    E 野 尻3 0 0
    C 斉 藤4 2 0
    4 畑 山 0 0 0
    @ 池 田4 1 0
    B 山 下3 0 0
    9 寺 平 0 0 0
    D 陶 山3 1 0
    A 諸 橋1 0 0
    G 木 原2 1 0
    打8山 中1 1 1
    振球犠  
    4 4 1   27 7 2
    ……………………
    投 手回安振球責
    加藤50/36 4 1 2
    福 田 1 1 0 3 1
    ……………………
    池 田 7 7 1 1 2
    本塁打 佐藤

 

清水・陶山選手(左)と木原選手

 

左から北関東加藤、井上、三宅選手

 

北関東・内山監督

「打てなくてごめんなさい」

 

コスモス本社 大量17点でコールド勝ち

「頑張れベアーズ」状態続く東京建物

 

俺がエースだ 竹松だ

竹松投手がエースとして投げていたリクルートコスモス横浜時代は5勝19敗。勝利投手になったのは3年ぶり

 

リクルートコスモス本社 818 |17

東京建物         200|2

コスモス本社1〜4番が本塁打

 リクルートコスモス本社の猛打が爆発。3回までに大量17点を奪い、東京建物を圧倒。東京建物は屈辱的な大敗を喫した。

 試合開始直後から降り出した梅雨の雨は、コスモス本社には天の恵みとなり、東京建物には無情の雨となった。

 コスモスは初回、2番・永井、3番・藤見の本塁打を含む3本の長打を東京建物先発の陣内に浴びせ掛け、先頭の奥から6番の鈴木まで連続得点し、試合を決定づけた。さらに2死後、9番・太田の3塁打と1番・奥の本塁打も飛び出し、この回12人攻撃で一挙8点。2回にも敵失で1点加え、3回には4番・渋谷のスリーランなど5本の長単打で再び大量8点を挙げ、コールド勝ちした。

 リクルートコスモス横浜から転勤になった不惑≠フ竹松投手は、大量点に守られ楽々完投。幸先よいスタートを切った。

 東京建物は、初回こそ、「手がすべって投げられなかった」竹松投手から4つの四球を選び2点を返したが、反撃もここまで。打席数は、リクルートコスモスの32に対して半数の16。「頑張れベアーズ」(中町監督)状態から抜け出せないでいる。

○渋谷主将 雨中の中、みんなよく打った。冬期合宿の成果が出た

○竹松投手 手がすべって投げられなかった。鴛海(リクルートコスモス横浜のエース)には投球術を教えてきた(ほとんど出ると負け≠繰り返していた自らの経験はすっかり忘れているようだ)

●中町監督 野球経験者が 1 人しかいなかった。選手が集まらないのは、仕事が忙しいのと、奥さんからなかなか許可がもらえない子育て世代が多いから。でも、来年は 5 人ぐらい新人が入るので…(早くも来季を見据えていた)

こんなにたくさんの家族が応援してくれるのだから、頑張るはず(コスモスベンチ)

「娘よ、見てろよ。きっとコスモスベンチのようになって見せるから」と言ったかどうかは分からないが…東京建物・中町監督

 

  ○旭化成リフォーム(不戦勝)テーオーシー●

  ○平和不動産(不戦勝)関東菱重興産●

 
 

(牧田 司記者 7月2日)