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人気呼ぶか新日本建物「アクアリーナ川崎アズリーノタワー」

「アクアリーナ川崎」完成予想図

 

基本性能優れ、デザイン、設備仕様も抜群

 素晴らしいマンションを見学した。新日本建物・新日鉄都市開発・丸紅の3社JV「アクアリーナ川崎アズリーノタワー」だ。

 JR川崎駅から徒歩14分、川崎市幸区戸手4丁目の多摩川沿いで建築中の全144戸の規模で、専有面積は約68〜124平方b、予定価格は3800万円台〜1億円台、坪単価は約200万円。施工は前田建設工業、販売代理は長谷工アーベスト。

 実をいうと、このマンションを見学するのではなくて、モリモトの「クレッセント川崎タワー」を見学する目的だったのだが、モデルルームが隣り合わせにあったため、間違って「アクアリーナ川崎アズリーノタワー」を訪問したのがきっかけだった。

 モデルルームを見て驚いた。免震・オール電化、二重床・二重天井、スラブ厚220ミリ、天井高2700ミリなど基本性能が水準以上のうえ、キッチンはアイランド型で、カウンター下部収納は塗装ガラスパネルなど、デザイン、設備・仕様が抜群だったからだ。全戸リバービューの眺望もインパクトがある。

 川崎駅までは徒歩14分とややあるが、「ラゾーナ川崎」までは徒歩12分。スーパー堤防整備事業と一体となって開発されるもので、街路、公園なども整備される。「アズリーノタワー」のほか、「ヴェルデ」125戸、「ロッソ」126戸が分譲されることになっており、全体では395戸の規模となる。

 モリモトほか川崎駅圏の単価上昇で、価格的に割安感もある。周辺価格の上昇で人気になっている「レジデンシャルスクエア(SHINKA CITY南街区)」と同じように、圧倒的な人気を呼ぶ可能性が大きいと見た。単価も「レジデンシャルスクエア」と同じだ。

 幹事会社は新日本建物で、同社の記念碑的なマンションになりそうだ。

 

(牧田 司記者 2月6日)